vol.12 【最大56万円支給される資格も!】雇用保険制度の使い方! 資格支援編 1/2
みなさんこんにちは!
前回の記事では雇用保険を使った失業等給付について解説をさせていただきました。
しかし、雇用保険の支援制度はまだまだあります!そこで、今回は資格支援編ということで、資格支援について解説をしていきます!
1.教育訓練給付制度とは?
2.どんな資格が支援される?
3.支援を受けられる条件
4. まとめ
1.教育訓練給付制度とは?
雇用保険の給付は様々な種類があり、今回はその中の教育訓練給付(下記画像の赤で囲んだ箇所)について解説していきます!
※厚生労働省から引用
この基本手当ですが、厚生労働省によると、「教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。」となっており、資格取得のために政府が支援する給付金ですね。
そして、支援の金額ですが、これは資格によって異なります。
※厚生労働省より引用
3つの分野に分かれており、その分類の資格によって支援金が変わります。傾向としては一番給付額が少ない一般教育訓練は英検や簿記など比較的資格が取りやすく費用もかからないものが分類されており、逆に時間も難易度も上がる資格に関しては受給額が増えています。最大で56万円も支給されるので、これを使わない手はないですね…!!
2.どんな資格が支援される?
では、この教育訓練給付ではどんな資格が支援されるのでしょうか?
なんとこの給付に対応する講座が…約14,000!!!
運転免許や介護、情報、FPなど多種多様な資格を支援しています!
もしかすると今まで取られてきた資格もこの中にあるかもしれませんね。(僕は以前にMOS資格と日商PC資格を取っているのですが、早くこの制度知っておけばよかったです…orz)
資格の種類に関しては、教育訓練給付制度検索システムでこちらから検索をしてみてください。
(厚生労働省より引用)
3.支援を受けられる条件
さて、ここが今日のポイントです!こんなお得な制度…ぜひ使いたいですよね?この支援を受けられる条件ですが…これも雇用保険!
※厚生労働省より引用
資格や状況によって加入期間が最低2~3年の場合もありますが、基本的には雇用保険に加入をしていることが条件となります。
流れとしてはまずは取りたい資格の講座があるかを検索し、該当すれば、次に実際に申請できるかの確認ですね。この申請や確認は次回解説しますので安心してくださいね!
4. まとめ
まとめとして3点!
1. 教育訓練給付制度とは、キャリアアップや雇用の安定化を目的とし、資格受講費用の一部が支給される制度!
2. 教育訓練給付制度の対応資格の講座は14,000以上!幅広分野での支援があり、最大で56万円を受け取れる資格もある!
3. 教育訓練給付制度を受けられる条件は、雇用保険の加入で、資格によって加入期間などが異なる
いかがでしたでしょうか?
いつも給料から引かれている雇用保険…。しかしこんなにもお得な内容があります…!春から新生活で新しいことを始める方も多いと思います。
お金の面で後押しできる制度ですので、ぜひ活用していきましょ~!!!
次回は、実際に給付を申請する流れや必要なものを解説していきます!
それでは(*^^*)
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☆ライター紹介☆
西野 陽介(陽ちゃん)
合同会社TFパートナーズ ライター
出身:兵庫県出身
趣味:乗馬、ボウリング、ウマ娘
SNS:Twitter:@yochan_tf
Instagram:yochan_tf
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