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世田谷区の農業

少し前、短期間ですが世田谷区の中小企業診断士として活動していた時期があり、農業や農家の支援実績はないのですが、産業振興の一つとして個人的に調べたことがあります。誠に薄っぺらいですが。

その前、金融機関を定年退職後、大学院で公民連携を中心に地域創生について学びつつ、東日本大震災後の福島県の町を訪ねていたこともあるのですが、町役場や地域おこし協力隊、他の現地の方々と酒を酌み交わしただけで、何の貢献もできず、修士論文もまとめられず、中退という過去も。

今、自分の住む地域の農業への貢献については、「せたがやそだち」の農産物を食べて応援。地域の未来への投資の一つになれば。

世田谷区の農業の現状については「せたがや農業通信」の抜粋が主です。

世田谷区では、江戸時代から大消費都市近郊の農村として、様々な農産物を供給してきました。農地面積や農家戸数は年々減少しているものの、現在でも東京23区内では、農地面積は練馬区に次ぐ2番目の規模です。

とはいえ、農家の戸数は令和5年現在で291戸、農業従事者数は410人です。世田谷区の世帯数は50万、人口は92万人ですので、メチャメチャ希少です。

農家の多くは面積30アール未満の小規模経営のため、世田谷区民のニーズに合わせた様々な種類の野菜を主に露地栽培で生産し、収穫した野菜は農家自身の畑の横などに設置した直売所や、JAの共同直売所等で販売しています。

最近は、地元で採れた野菜を使用する飲食店なども出てきており、また、区立小・中学校の給食にも地元で採れた野菜を使用する機会も増えるなど、「地産地消」への貢献がみられます。

世田谷ゆかりの野菜としては、大蔵大根、下山千歳白菜、城南小松菜などがありますが、ご存知でしょうか?

大蔵大根

仙川は調布市。近隣に三鷹市。散歩や自転車で巡っていると、調布市や三鷹市の農地の規模は世田谷区よりはるかに大きいです。地方と比べると桁違いに小規模かもしれませんが。

仙川のお店、例えば「niwa-coya」さんは三鷹市の農家さんと提携されているようです。いずれにしても私は食による活動だ!


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