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仙川いい店 和菓子編

甘いものが好きです。年配のスイーツ男子です。仙川はスイーツ店が数多くありますが、昼の徘徊中に見つけた和菓子店を紹介したいと思います。食事制限中なので、家族への土産に買って少しずつ分けてもらい、いろいろ味わいました。年寄りには和菓子だぜ。

ところで、仙川商店街を毎日歩いていた懐かしの日活映画スター、エースのジョーこと宍戸錠さんが生前に紹介していた、メイン通りにあった、たい焼き店「ひとくち茶屋」は今はケバブ店になり、和菓子屋の「藤屋」も2019年に閉店しています。

藤屋はかぼちゃにこだわり、銘菓「南瓜菓子」は昔、「出没!アド街ック天国」で薬丸印の新名物に選ばれていました。古くは、仙川に住んでいた武者小路実篤先生に店の看板やかぼちゃの絵を書いてもらっていたとのこと。

スイーツ激戦区となった仙川。メイン通りからは離れていますが、老舗と新しい和菓子屋が個性を活かしてがんばっています。それぞれ違う特徴のある3店舗。応援したい!

  1. 光輪堂

  2. 餡の輪

  3. ひつじ屋 東京仙川店

光輪堂
光輪堂さんは仙川駅から少し遠く、対面通行が難しいくらい幅の狭い道路、都道118号線(調布経堂停車場線)沿いにあります。車だけでなく歩行者も通りにくい狭隘区間です。昔、私は甲州街道の渋滞時、迂回路として使っていたのですが、仙川の発展に伴い、混雑度が増しています。

光輪堂さんは、50年以上続く老舗の和菓子屋さんです。「松波」というお菓子は明治神宮に献上され、店内にはその表彰状が飾られています。献上羊羹も販売されています。

ですが、堅苦しい感じではなく、懐かしい雰囲気をもったお店で、親切なシニア女性(お母さま?)が丁寧に応対してくれます。私はPayPayで支払ったのですが、システムを変えたら面倒になったとおっしゃってました。

お店の名前が付いた「コーリン」はブッセケーキ。道明寺は桜の葉がダブルになっていました。季節限定品もあり様々な和菓子が並びます。
私は特に、みたらし団子と草だんごが好みです。お餅が柔らかくとても美味しい。巻の餅、柏餅など餅系の品はどれも間違いない。

餡の輪
餡の輪さんは仙川商店街のメイン通りから一本外れた通りにあります。白が基調のシンプルだけどオシャレな外観、コンパクトなお店構え。若いご夫婦が2018年にオープンしました。

餡を中心にした、美しく小ぶりな和菓子が並びます。ご主人は京料理の名店で修行をされていたとのこと。創作でありながら、本格的な和菓子。どら焼きなど、早い時間から売り切れている品が多いです。売り切れ注意!
私は未だどら焼きを買えていない(泣)

をかし ひつじや 東京仙川店
をかしひつじやさんは福岡の和菓子屋で、東京侵出の1号店を仙川に2023年5月オープン。仙川駅から島忠ホームズに向かう途中にあります。

和菓子は自社の職人が作っているそうですが、様々な駄菓子を各地の老舗菓子店から仕入れ、量り売りをしています。昔懐かし!
私はどら焼きを美味しくいただきました。

店の外壁には黒板があり、ソフトクリームには駄菓子をトッピングでき、楽しいお店です。お菓子以外のオリジナルグッズも販売しています。


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