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シニア健康法 ピラティス

体験イベントとして椅子に座って行う「ピラティス」のクラスがありました。女性に人気ありますね。他のプログラムより参加者が多かったです。

私は15年以上前、ヨガ兼用のピラティス専用ジムで何度か経験したことがあります。当時はヨガの近代版か、ぐらいの認識。ブームは一瞬、ジムはなくなりました。私の好奇心も一時的。長続きしない、瞬間凝り性。

さて、実際のプログラムですが、運動指導員さんから毎週、様々なストレッチ体操を習っているためか、ピラティスでも似たようなストレッチの動きが結構ありました。

但し、背骨と骨盤を動かす運動が中心で、同時に胸を使う呼吸をしっかり意識することが必要です。ヨガの丹田を意識した腹式呼吸とは違います。

体幹を鍛えられますし、胸式呼吸により姿勢を整えることも誘導されます。高齢者に適した運動プログラムだと思いました。

「ピラティス」とは何ぞや、好奇心が刺激されました。

ピラティスとは、1883年にドイツで生まれたJoseph Hubertus Pilates(ジョセフ・ハベルタス・ピラティス)氏によって考案されたエクササイズ。

ピラティス氏本人は「Contrology(コントロロジー)」と呼んでいました。「Control(コントロール)」と「logy(ロジー)」(学問)を合わせた造語。

コントロール学 =「全身の細かな筋肉と精神を自分自身でコントロールするための学問」

自信に様々な持病があり、その病弱な身体を克服するために様々なスポーツや治療法を研究し、それらの組み合わせたものがピラティスの原形だと言われています。

第一次世界大戦下、イギリスに渡ったピラティス氏は敵国の出身者であることから、収容所に捕らわれの身となりました。そこでピラティス氏は一緒に収容されていた人々に、自らの手で開発したエクササイズの指導を始めました。

収容所から出てドイツに戻ったピラティス氏は、地元の警察で護身術を教えたり、リハビリが必要な患者への指導を行ったりしていましたが、1926年に入ってからアメリカ合衆国へ移住します。

やがて、ニューヨークのダンサーの間で評判を得て広まり、徐々にスタイルを確立しながら世界中に浸透していったわけです。

参考にしたのは、下記のサイトです。網羅的で詳細なピラティスの情報が得られます。レッスンのおすすめではありません。


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