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シニア健康法 認知症予防脳トレ体操

認知症予防脳トレ体操については期待と不安が入り混じっていました。
施設で用意された体操プログラムは、認知症予防の脳トレ体操の前に全身のストレッチを行いました。からだをリラックスさせた後、脳トレ体操に進みます。座ったままでも簡単にできるので、膝などに痛みを抱えていても行うことが可能で、自分の体を無理なく動かすことで、脳を活性化させて認知症の予防効果を期待できるそうです。正式名称はまだ知らないのですが、体験例をあげると、

  1. 指回し体操:両手の指先同士を合わせ、順番に同じ指先だけを外して1組ずつ回します。何度か回したら、反対回し。私は薬指がうまくできなかった。モヤモヤ感、イライラ感が…

  2. 左右別々指折り体操:片手は人差し指を折り親指と合わせ(OKマーク)、反対の手は逆に小指と親指と合わせます(数字の三)。片手は合わせる指を中指、薬指、小指と順送り(数字の三へ)、反対の手は逆の順(OKマークへ)。できたら反対に戻して、繰り返す。私の場合、いつの間にか両方OKマーク。ゆっくりやっても、脳が混乱。

  3. 右手三角、左手四角:右手で三角を描き、左手で四角を描く。私の場合、これまた、いつの間にか左右同じ動きに。しばらくすると、できるようになりました。

  4. 両手を動かしながら足は違う動きをする体操は何とか私なりにクリア。

最後に手足をぶらぶらさせ、リラックスしたら、深呼吸。

高齢になると、複数の行動を同時にこなすことが難しくなります。デュアルタスク、体を動かしながら(=運動課題)何かを考える(=認知課題)や別々の課題を同時にこなすことなど、複数の課題を同時に実行することで、脳の活性化に効果が期待できます。

ここからは自習による認知症予防運動例(備忘メモ)

  • コグニサイズ
    コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語。英語の cognition (認知)と exercise(運動)を組み合わせて cognicise(コグニサイズ)と言います。Cognitionは脳に認知的な負荷がかかるような各種の認知課題が該当し、Exerciseは各種の運動課題が該当します。
    コグニサイズの目的は、運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させることです。コグニサイズの課題自体がうまくなることではありません。課題がうまくできるということは、脳への負担が少ないことを意味します。課題に慣れ始めたら、どんどんと創意工夫によって内容を変えてください。「課題を考えること」も大事な課題です。できれば運動を行う皆で一緒にコグニサイズをすることで、間違えて笑って、試行錯誤しながら楽しんで行っていただくことを期待しています。(出典:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターHP)

課題をうまくできることが目標ではなく、脳に負担を与え活性化することが大事だとのこと。間違えて笑って、試行錯誤を楽しむこと。
やることに意義がある、できない自分に優しくなろう!

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