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シニアの楽しみ ガーデニング

私の居住している高齢者施設のイベントに「ガーデニング」が加わりました。施設中庭の植栽を手入れしてくださっている専門業者の職人さんが先生です。

ガーデニングは人気のイベントと思い、私は早くから申し込んでいたのですが、当日朝でも申込者2名。新規で定例ではないので、気づかれない方、遠慮がちな方が多かったのでしょう。紫外線も気になるし…

当日午前中、定例のストレッチや体操のプログラムに参加されている方々に宣伝し、生活指導員の方がそれ以外の入居者の方々に声がけしたところ、多くの方々がイベントに参加されました。

夕方近くの日光や気温がおさまってくる時間帯にイベントは設定され、スコップや軍手が用意されていました。また、膝や腰に負担のかからないよう高床式園芸プランターも準備。オシャレな木製です。生活指導員さんたちの気づかい、ありがとう!

しばらく住んでいても、中庭に出るのが初めてという方も多く、まずは軽い散策で木々や草花を楽しみ、休憩場所も確認。その休憩場所で講義が始まりました。

先生から、これから植える花やハーブの名前、特徴の説明がありましたが、知らない植物ばかり。カタカナの長い名前は覚えるのが難しいし、覚えてもすぐ忘れてしまいます。普段、彩(いろどり)のない年金生活者ですから、「きれい」だけでも充分。

次に、高床式園芸プランターの場所で、スコップの持ち方、植える前の土の掘り方(寄せ方)、鉢植えの植物の取り出し方、プランターへの植え方(きれいに見える植える向きを含めて)や深さの調整の仕方など、を習いました。

さあ、手分けしてガーデニング体験の実施です。ガーデニング・ベテランの居住者さんの蘊蓄も聞きながら、実際やってみると、意外と難しい。

「そんなやり方だと、花の苗に負担がかかるでしょ」、ベテランさんから私に注意が飛んできました。手の熱が根に影響するとのこと。なるほど!
勉強になります。

植物の脇に名前のふだも刺して、今後も思い出せるようにします。手取り足取りなんちゃってガーデニングかもしれませんが、中庭散策の楽しみが増えました。ありがとうございました。

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