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私をサッカー沼に引きずり込んだ三笘薫

ずっとnoteで何か書きたいなと思いつつ一歩を踏み出せなかったけど推しが活躍したから愛を表してみようと思う。

私は社会人になるまでサッカーはほとんど見たことがなかった。フルで見たのはロシアワールドカップのベルギー戦とロンドンオリンピックの準決勝韓国戦。試合内容なんて覚えてないけど負けたのだけは知っている。90分見続けて0点もありえるスポーツなんてどこが面白いんだとずっと思ってた。ドリブル・パスワーク・ゴラッソ、単品で見ると凄さは感じてもゲームとして面白いと思ったことはなかった。(ちっちゃくて何やってるかわかんないし)でも輝く宝石を見つけてしまった。

初めて見た川崎フロンターレ

初めてフロンターレの試合を見たは2020年川崎フロンターレ対FC東京の等々力陸上競技場。そう、中村憲剛がバースデーゴールを決めた試合。「うわーもってんなー」って思いながら見てた。それ以上に目に留まったのは”三笘薫”というその名前。最初に目にしたものが名簿だったから、綺麗な名前だなと思った。データを見ると筑波卒の同い年。勝手に親近感を感じた。

初めてスタジアムに行ったのはその次の試合。コンサドーレ札幌戦@等々力。まあ面白いとは思わなかった。あとから色々インタビューを読むと、中村憲剛の引退発表でズーンとなった試合だったらしい。知らんがな、と思ったけど中村憲剛ってそんな大きい選手なんだって思った。この時点では「選手を知ったしフロンターレの試合結果気になっちゃうな」ってくらい。

私がサッカーに引きずり込まれた試合

2021年4月の大分戦@等々力。引きずり込んだのは大きく分けて3つある。 時系列で行くと、

まず1つ目。谷口彰悟がえげつなくカッコよかった。あの顔に「今から戦うぞ!」という表情を貼り付けて「キャプテンの俺についてこい」というオーラを纏って入場してきた。多分人生であれ以上に格好いい人には出会えない。

20210926ホーム湘南ベルマーレ戦 入場時

そして2つ目。三笘薫のドリブルが訳わからんくらいに速かった。目の前を全力ダッシュか?ってくらいのスピードで駆けて行った。「あれ今脚にボールあった???」って感じ。

20210512ホームベガルタ仙台戦 後半左サイドから突破を試みる

3つ目は音と圧。選手たちの声。めっちゃ聞こえた。ぶつかる時のバチ!!って音。想像以上にでかい。選手たちの出す圧。1つ目にも書いたけどアドレナリン全開で「戦うぞ」という気持ちを全面に出して(静かなタイプでも闘志は全然隠れてない)、ピッチを駆ける選手、準備をする選手。スタジアムを包みこむようなオーラを超えた、圧を放つ選手たちは言葉で表せないくらいカッコよかった。

20220218ホームFC東京戦 レアンドロダミアンの先制点

そしてこの試合の直前にU24の試合があってアルゼンチンに日本はやられた。田中碧は評価を上げ、三笘薫は下げて等々力に戻ってきた。この日の三笘薫はすごかった。ドリブルは勿論のこと、ゴールへ向かう気迫がすごい。なんてったってダミアンからゴール奪っちゃうんだもの。(あれダミアンが打ってたら単独得点王じゃね?と思ってしまったのはまた別の話)

この試合のヒーローになった三笘薫は強く凛々しく引き込まれるには十二分な輝きを放っていた。「ここで終わってたまるか、見とれよ」とでも言いたげなその姿。もう目が離せなくなった。DAZNで全部観たしスタジアムにも行った。すると三笘薫だけでなくもうフロンターレから目が離せなくなった。(クラブ自体にはまった理由は長くなるから割愛)

そんなこんなで私をサッカーに引きずり込んだ三笘薫のドリブルは、日本をカタールに連れて行くことに成功した。「何分でも結果は出せる(意訳)」って言うといてからの10分で2ゴールはやばい。語彙力消え失せる程にはやばい。

これからも深夜何時からだって試合を観るし、DAZNで観れないなら新たに契約するよもう。彼がどこまで駆け上げっていくのか。引退するその日まで追い続けたい。そう思える選手に出会えた幸せを噛みしめて、日本の救世主となった彼を観に29日は埼スタへ向かおう。なかなか生で観ることは難しくなった彼のドリブルを目に焼き付けるために。

見つけてしまった宝物がカタールの地で輝きますように、輝けるように私はありったけの青援を彼に送る。

晴れ渡る等々力の空

#サッカーワールドカップ最終予選 #川崎フロンターレ #三笘薫


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