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“困ったちゃん”対策☆その4☆       『自分らしさ』を大切にする 気まぐれ系

先週から、「どこの職場にもいる “困ったちゃん” 対策」について
シリーズでお伝えしています!



その“困ったちゃんの言動”の根元はその人の生まれ持った「気質」が影響している可能性が高いのです。



こんなにたくさんの人がいるのに、”困ったちゃんあるある”のタイプが
ほとんど一緒なんて不思議です。


“困ったちゃん”の「気質」を理解すれば、対策や改善の方法は簡単です♫
「エニアグラム」で謎解きしてみましょう!



今日の


“困ったちゃん”対策☆その4☆

『自分らしさ』を大切にする 気まぐれ系
このタイプ一言で言えば「ドラマティック」


ちょっと嫌なことがあるとすぐに会社に来なくなったり、「私は優遇されていない」と愚痴や不満を口に出して対応に困る人いませんか?

職場での人間関係も特定の人と仲良くしてたかと思うと、何日が立つと仲良くしてた相手の悪口を言いふらしたり… 感情的の起伏が激しくて急にメンタルが不安定になってみたり…

 

対応に気を付けないと悪い方に巻きこまれてしましそうな気配さえあります。「わがままなコミュ障なのかなぁ〜」 と手を焼いてしまします。

この気まぐれ系の「エニアグラム」タイプは

タイプ4の「個性を求める人」

**** 繊細で感性豊かな自己陶酔タイプ ****



メンタルコンディションが整っていれば、現実とのバランスを保ち、穏やかで現実的なことに取り組み、独自のアイディアで物事を発展させる力があります。

ただ、メンタルコンディションが下がってしまうと、気分にムラが出て、自己陶酔的になっていきます。「自分の気持ち」を整理してから出ないと現実的な仕事や、人との関わりに対応できなくなって、さらに進むと鬱状態になっていきます。


気まぐれ系の“困ったちゃん”の対応方法

「寄り添う」


「寄り添う」って?
なんて曖昧な対処法なんでしょう。

このタイプは常に感情が入り乱れています。
「自分が人と違う」「自分には欠陥がある」ということに敏感に反応して「人からどう見られているのか」と常に心が揺れ動いているのです。

なぜ、「寄り添う」のか



このタイプの人は「自分の存在に意味はないのではないか」という「恐れ」の中で生きています。


「自分の存在の意味」を確かめるために「自分の気持ちに正直であれば上手く」ということが生きているために必要な「戦略」なのです。


なぜ、そうなるのか



生まれ持った「無意識の気質」がそうさせます。
本人もこんな態度取ったら嫌われてしまうとわかっているのです。
でも「気質」が自動反応して、必死に自分自身を守ろうとしているのです。


「えぇ〜」そういうこと?って思いますよね。
「そんな面倒臭い事してないで、とっとと成長してくれよぉ〜」って
思いませんか?


「個性を求める人」の成長の一番の近道は、自分自身の内側に入っていくのではなくて、現実の一瞬、一瞬を大切にして、地に足がついた日々を過ごすこと。年齢と共に落ち着きが出てきますが、個性を求めている「理想の自分」に少しずつ近づくことで「自分らしさ」を手に入れていきます。

安心して自己表現できる環境にいることを、できるだけ自然体でリラックスした形で「寄り添い」ながら自覚させていくことで「創造性豊かな」ミッションをやり遂げていく人材になっていきます。


“デキる上司”なら、心を開いて成長させてあげてください!



「個性を求める人」に寄り添って鎧を脱いでもらいましょう!


感情的にならずに、今の状態を受け入れて、「安心」を与えてください。
「信頼できる人」がいるだけで、落ち着いた対応ができるようになります。メンタルコンディションが整ってくると頼りがいのある感性豊かに仕事もテキパキこなす人なります。


逆に
このタイプは、その態度を否定すると、かえって反発を招くことも…

残念なことに、否定されると鎧を重ね着していきます。「存在意義」を否定されたと思ってしまい、自分自身を嫌い、相手に対して「救ってくれない」と妬み、援助も拒否してしまします。早めの対応が必要です。

メンタルコンディションが下がっている状況になったのは、これまでの環境で本人が求めている「承認」に出会わなかっただけなのです。




まとめ

ちょっと嫌なことがあるとすぐに会社に来なくなったり、「私は優遇されていない」と愚痴や不満を口に出して対応に困るってときには


「何があったのかな?」「どうしたいと思ってる?」
「◯◯であれば良いとは思うけど、君の考えもあるから教えてくれる?」

と自然体で、リラックスした話し方で聞いてみてください。

ただ、気をつけて欲しいのは、答えは「本人」の中にあります。

相手の言葉を「オウム返し」しながら気持の整理を手伝ってあげて、解決策を押し付けるのではなく、提案してどう反応するかをみてあげて下さい。
少し、手が掛かりますが根気よく対応して欲しいと思っています。

特にこのタイプは他のタイプと比べて、職場環境が人生を変えることになる可能性があるからです。

「存在することを許可してくれる」理解者だと認識できれば「不安定な自分」に正直になれて、「理想の自分」になるために行動していくことができます。

「個性を求める人」は感情の揺れ動きをいつも自分の中に捉えて、成長しているので、他人の辛さや、心の苦しを理解することができます。
「未来の優秀なカウンセラー」人材育成の助言者になること間違いなし!

「個性を求める人」が成長された暁には
「◯◯さんに出会って、人生が変わりました!」って言ってもらえるかも!

ぜひ、お試しくださいませ🎶


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