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“困ったちゃん”対策☆その3☆ 『正しさ』にこだわる 怒りプンプン系


今週から、「どこの職場にもいる “困ったちゃん” あるある」について
シリーズでお伝えしています!

その“困ったちゃんの言動”の根元はその人の生まれ持った「気質」が影響している可能性が高いのです。

こんなにたくさんの人がいるのに、”困ったちゃんあるある”のタイプが
ほとんど一緒なんて不思議です。

“困ったちゃん”の「気質」を理解すれば、対策や改善の方法は簡単です♫
「エニアグラム」で謎解きしてみましょう!


今日の、

“困ったちゃん”対策 ☆その3☆
『正しさ』にこだわる 怒りプンプン系
このタイプ一言で言えば「完璧」


「コピー用紙の補充ができてない!」「節電しなきゃいけないのに電気つけっぱなし!」って重箱の隅を突っつくように、細かいことに気がついて周りに怒りをぶちまける!! 「〜すべき!」と理想やルールに忠実なタイプ

「そんなに怒んなくても…」「失敗する時もあるし…」
「みんな完璧じゃないから…」って言ってあげたいけど、 
って言うともっと怒られそう… 何て声かけたらいいのかな?

この怒りプンプン系の「エニアグラム」タイプは

タイプ1の「完璧を求める人」
**** 理想を目指す完璧主義タイプ ****


メンタルコンディションが整っていれば、正義感が強く、真面目で堅実です。自分自身に厳しくもあり、合理的で落ち着いた心の状態で賢明な判断をします。弱い立場の人を守ってくれる、ユーモアのあるとても頼りがいのあるかっこいい人。

ただ、メンタルコンディションが下がってしまうと、「理想」に固執して、良し悪しを判断するようになります。「〜すべき!」と周りに怒りを持って注意します。本気で怒るので、ちょっと「怖い」とさえ思ってしまします。

まぁ、世の中そんなに「理想」に遭遇するは多くないので、いつも怒っている印象を与えます。なので、ピリピリした空気を作り出してしまうので、職場の雰囲気も悪くなってしまいますね。

怒りプンプン系の“困ったちゃん”の対応方法

「 感謝する」


「感謝する」って  「ええっ〜」って感じですよね。
だって、「職場の雰囲気を悪くしてる張本人ですよ?」と仰りたいお気持ち
本当に良くわかります。私も絶対そんなことしたくないと思ってました。

なぜ、「感謝する」のか

「完璧を求める人」は自分自身の置かれている環境の中で、課題や改善点について考え抜き、自分なりにベストのことをやっているという自負があるのです。

「頼んでないのに、勝手に自負されても困るけど…」と突っ込みたくなりましたね? そのお気持ちほんの少し、抑えていただいて、続きをどうぞ。

なぜ、そうなるのか

生まれ持った「無意識の気質」がそうさせます。

このタイプの人は「正しいことをすれば上手くいく」という「気質」の持ち主です。「ありのままの自分は良い存在ではないのでは」という「恐れ」の中で生きています。「正しくあらねば」と常に緊張感を持って自分を律しているのです。

「えぇ〜」そんなに考えてるの?って思いますよね。

「そんな面倒臭い事してないで、とっとと成長してくれよぉ〜」って
思いませんか?

「完璧を求める人」の成長の一番の近道は、「正しいことをしている」と承認し、日々それに誰よりも率先して取組んでいることに理解を示すこと。

実際に、「怒りプンプン系」の”困ったちゃん”を観察して見てください。
他の人に比べてミスもほとんどなく、質の高い仕事をしていることに気がつくことができます。

期待され、信頼される環境で、
本人の求める「完璧」がどのようなことなのかを一緒に確認してください。
“デキる上司”なら、心を開いて成長させてあげてください!


「完璧を求める人」に「感謝」を表して「不完全」という鎧を脱いでもらいましょう!「感謝」されたことが嬉しくて、周りを取込み社内のお手本になっていきます。

メンタルコンディションが整うと理想的な『完璧を求める人』になります。

逆に
このタイプは、注意をすると納得いかずに、相手が上司でも攻撃してきます。「自分が正しくないのかも」と感じているときには、自己イメージを守るために、批判されることを受け入れることができません。交渉ができなくなってしまう可能性があるので、早い対処が必要になります。

メンタルコンディションが下がっている状況になったのは、これまでの環境で本人が求めている「完璧」の承認に出会わなかっただけなのです。


まとめ


「コピー用紙の補充ができてない!」「節電しなきゃいけないのに電気つけっぱなし!」って重箱の隅を突っつくように、細かいことに気がついて周りに怒りを撒き散らして困るぅ〜

って時には

「いつも色々と気がついてくれて本当にありがとう。みんなで気持ちよく仕事ができるように環境を整えていきたいと思うのだけど、君の考えを聞かせてくれないかな?それが実現できるように一緒に考えていこう!」


って言葉で、こだわっているポイントを共有して求めている「完璧」を実現させる方法を考えていきましょう。

メンタルコンディションが整ってくると、世の中が「不完全」な状態であることにも落ちついて公平な対応ができるようになります。

「未来の優秀なアドバイザー」組織をレベルアップさせてくれる「完璧」な信頼できる部下です。

「完璧を求める人」が成長された暁には
「◯◯さんに出会って、人生が変わりました!」って言ってもらえるかも!

ぜひ、お試しくださいませ🎶

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