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”困ったちゃん”対策 ☆その9☆ 『パワー全開!』 威圧的な親分系

先週から、「どこの職場にもいる “困ったちゃん” 対策」について
シリーズでお伝えしています!
「エニアグラム 」9つのタイプ “困ったちゃん”シリーズ最終回!!

その“困ったちゃんの言動”の根元はその人の生まれ持った「気質」が影響している可能性が高いのです。

こんなにたくさんの人がいるのに、”困ったちゃんあるある”のタイプが
ほとんど一緒なんて不思議です。

“困ったちゃん”の「気質」を理解すれば、対策や改善の方法は簡単です♫
「エニアグラム」で謎解きしてみましょう!


今日の、

“困ったちゃん”対策 ☆その9☆
『パワー全開!』威圧的な親分系
このタイプ一言で言えば「チャレンジャー」

何かいうと「はぁぁ?!」と脅すような口調で、とにかく怖い!
面倒なことを人に圧力をかけてやらせようとしたり、気難しくてけんか腰。
威張って近寄り難いし、とばっちり受けそうだから距離を置きたいタイプ。

「そんなに言い方しなくても…」「そんな態度取らなくても…」
「怖いんでやめて欲しいんですけど…」って言いたい! 
できれば関わり合いたくないけど、 どうしたらいいの?

この威圧的な親分系の「エニアグラム」タイプは

タイプ8の「挑戦する人」
** 決断力のある戦略的なチャレンジャータイプ **

メンタルコンディションが整っていれば、面倒見が良くて、目下や弱い者を守ってくれる頼りがいのある、まさに「親分!」
決断力があり、リスクを引き受けてチャレンジしていくパワフルな人です。

ただ、メンタルコンディションが下がってしまうと、気難しくてけんか腰。力づくでもやりたいことを通そうとします。自分の存在をいかに重要なのかを周りに分からせようとするので横柄な態度をとります。

度が過ぎると、とっても「怖い」近寄りたくない人です。
その態度に、ビクビクする環境を作ってしまいます。

威圧的な親分系の“困ったちゃん”の対応方法

「 率直に伝える」

「率直に伝える」って  「え?」何をどんな風に伝えるの?

”困ったちゃん”の存在自体が威圧的になってくると、建設的な話をすることを諦めてしまいがち。
人として「公平な立場」ということを伝えることが大切です。

なぜ、「率直に伝える」のか

「挑戦する人」は仕事でも人間関係でも「確かな手応え」を感じたいと思っています。普通に話すより議論をしたいと思っています。
けんか腰な話し方は「挑戦する人」にとっては手応えのある議論をしたいからなのです。

「議論」はしたくないから、普通に話したいんですけど…でも、やっぱり怖いですよ。遠慮しちゃいます。と思っても一歩勇気を出してみましょう! 
このタイプを攻略できれば、あなたの強い味方が増えていきます!
こんな心強いことはないですよ!


なぜ、そうなるのか

生まれ持った「無意識の気質」がそうさせます。

このタイプの人は「タフで場の主導権を握ればうまくいく」という「気質」の持ち主です。「人に傷つけられ、コントロールされるのでは…」という「恐れ」の中で生きています。「力を誇示しなくては!」と弱さを認めずに勇猛果敢にチャレンジし続けているのです。

「えぇ〜」そんなに気を張ってるの?って思いますよね。

「そんな面倒臭い事してないで、とっとと成長してくれよぉ〜」って
思いませんか?

「挑戦する人」の成長の一番の近道は、周囲の人たちとの「パワーバランス」を気にすることなく、依存関係の無い、対等の支え合える環境があることで、人を支配することを手放すことができます。

本来持っている「力」を他者に与えることができる、愛情豊かな器の大きな人。抵抗を持つことなく、相手の力を借りることができます。

期待され、信頼される環境で、
“デキる上司”なら、本来の個性である、「戦略的な決断力」を存分に発揮できる環境で思いっき成長させてあげてください!

メンタルコンディションが整うと組織や仲間のためによく働き、部下の面倒をよくみます。バランスの取れた判断力や問題解決が可能になる『挑戦する人』になります。ものすごく頼りがいがあるのです。

逆に
このタイプは、信頼できない環境になると「敵」か「味方」かという捉え方をします。「注意」=「脅かし」に値するので身を守ろうと、脅かされる前に攻撃してきます。時に暴力的な言動になりがちになるので、手に負えなくなる前に早目に対応していくことが大切です。

メンタルコンディションが下がっている状況になったのは、これまでの環境で本人が求めている承認に出会わなかっただけなのです。

まとめ

何かいうと「はぁ?!」と脅すような口調で、とにかく怖い!
面倒なことを人に圧力をかけてやらせようとしたり、気難しくてけんか腰。
威張って近寄り難いし、怒りを撒き散らして困るぅ〜

って時には

「君のその態度や、言葉で私がどれだけ傷ついているのかわかりますか?」「あなたは人に仕事を押しつけられたらどのように思うのですか?」

と率直に「受け止めた感情」を伝えることが必要です。
なぜなら、彼らは自分にとって不利なことでも、オブラートに包み隠されるよりも知ることを好むからです。

伝える時に気をつけて欲しいことは、ビクビクした態度を見せることなく、凛とした対応ではっきりと伝えましょう!頑張ってください。

そして、積極的に頼りにしていることを伝えて、周りとの関わりを持つきっかけを与えてください。

「みんなは君を頼りにしているので、助けてあげてね」

って言葉で立ててあげてください。
外見は強さの鎧をかぶってますが、内面は優しさと繊細さを持ち合わせています。手伝ってくれたら、思いっきり「感謝」を表現してください。

メンタルコンディションが整ってくると、エネルギッシュで戦略的に仕事をします。目標達成までに、果敢にチャレンジしていきます。

「未来の優秀な指導者」組織をダイナミックにレベルアップさせてくれる「挑戦する」信頼できる部下です。

「挑戦する人」が成長された暁には
「◯◯さんに出会って、人生が変わりました!」って言ってもらえるかも!

ぜひ、お試しくださいませ🎶

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

これからも、
「個性を伸ばす」コミュニケーションについてお伝えしていきますね!
これからもよろしくお願いします🎶

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