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003/100「パニールマッカーニ(カワムラケンジ)」#カレーレシピ100チャレンジ

スパイスカレーのレシピ本買ったけど、全部は作らない、眺めるだけのレシピがある。そんな状態が勿体ないため、この際100皿作るチャレンジ企画

学びになった要点など記載するため、書籍に興味がある方も、購入済みの方も、スパイスカレー好きも見ていってね。

■レシピ候補たち
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1AB8VBNvV0SS1lCu_V0tgWenaZm_GQzibCh78QXiTX_A/edit?usp=sharing
『関西のスパイスカレーのつくりかた(LLCインセクツ)』『関西のスパイスカレーのつくりかた2(LLCインセクツ)』を中心に。
■レギュレーション
・副菜類も作るが、おかずになる一品料理だけカウントする。
・期限はとくに無し。
・飽きたらフレンチ、イタリアン、中華、自家製ラーメンに逃げる。
・100皿目はアアベルカレーさんのココナッツチキンカレーで〆る(一度カレー教室でレシピを習った)。

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三皿目に選んだのは『関西のスパイスカレーのつくりかた2』より、カワムラケンジさん考案の「パニールマッカーニ」。
パニールはご存知インドのカッテージチーズで、マッカーニはバターを意味する。

肉類を使用しないベジ料理ながら、焦げ目がつくまで炒めたパニールやバターなどにより、リッチで満足度の高い一皿だった。

調理を経て

料理名から想像した方も多いだろう。今回はポール・マッカートニーの「Let it Be」を聞きながらの調理だ。マッカートニーを聞くことで美味しさが上がったはず。

まずパニールをつくる。どうやら日本で手に入る食材を使うと、本場のパニールと比べてコクが足りないらしい。そこでカワムラ氏の場合、生クリームとヨーグルトも使用した。
実際、カレーソースの重厚さに負けない、食べ応えのあるパニールになった。もちろんあっさり目が良いなら牛乳だけでいいだろう。

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(四角く成型中のパニールと、ホエー)

牛乳でバターを作っても同様だが、約8割が水分として分離する。このホエーは運動後のプロテインの割材として活用することにした。

続いてマッカーニを調理。カシューナッツと生クリームを使用する、北インド特有のリッチな味わいに仕上がる。

また、今回の調理では玉ねぎなどをミキサーにかけて炒めた。これにより玉ねぎの苦味が少し立つように思うが、むしろ大人の味わいと感じた。苦味が苦手な人は、薄切りかみじん切りの玉ねぎをあめ色に炒めてからミキサーにかけるといいだろう。

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最後にバターで焼き目をつけたパニールと混ぜ合わせる。パニールは溶けないので、具としてドッシリと鎮座するのだ!

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今回はバケットと一緒に頂いたが、北インドのリッチなカレーはパンの方が合うな~としみじみ思った。小麦の香ばしい香りがマッチするんだなと。

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食材類のMEMO

●使用する生クリームは140ml。手に入りやすい生クリームは200mlなので、60ml余る。
自分は前回002で作ったサグカレーにて50ml使用している。誤差10mlはうまいこと今回のマッカーニに追加したため、丁度よく無くなった。

●パニールはしっかり水切りしたほうが切りやすいしポロポロ崩れない。
↓みたいなのがあると便利そうだ。

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●パニール用のガーゼは、Candoのバンソーコーなどが置かれているコーナーで入手した。

学び、応用方法

●三回連続で後入れパウダースパイスの調理法に出くわした。Twitterで見かけたが、パウダーにテンパリングオイルをかけて仕上げるパターンもあるらしい。
油でパウダーを炒め、そこから煮込むのが全てではないなと。

●乳製品により、多少重い料理だった。副菜は酸味のあるものが適しているだろう。自分はキャベツの甘酢を用意した。

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