見出し画像

【疑義照会 仕切り直し】⑫ どうやって医師に使っていただく?【クリニックと薬局の連携承認】

疑義照会 仕切り直し

これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います

古いアプリのサイト

新しいアプリのサイト


先日の投稿では

・医療機関の承認はNYAUWが行う
・薬局の承認は医療機関が行う

という設計を作っていただいたと書かせて頂きました。
これはイタズラによるアカウント作成を極力へらすためです


アカウト作成の問題点②


最初の設計時点では薬局側とクリニック側が共に自由にアカウントを作成できる状況でした。
この状態で何が問題かといいますと、薬局さんが疑義照会をする際に疑義照会対象のクリニックをプルダウンのリストの中から選ばなくてはなりません。
下の図ではクリニックは①②③と3つだけですが、嬉しいことに将来100を越えるような医療機関にご参加頂いた際にはこの中からご近所の参加クリニックさんを選ぶのですがその際に全然関係のない医療機関が毎回長いリストで出でくるとことです。

アカウント作成の問題点②の解決案


関連のある医療機関に連携申請をする
下の図にある薬局①はクリニック①だけとの疑義照会連携で十分な場合、毎回クリニック②とクリニック③がプルダウンリストに出てくるのは無駄なわけです。
ですので薬局側から連携したい(プルダウンにリストとして表示してほしい)参加クリニックへ連携申請をWEBサイト内から行います。

そしてクリニック側がそれを承諾・許可するとプルダウンに表示されるようになるのです。

そうすることで連携したクリニックだけがリストにでてきて、無駄なスクロールや選択ミスを減らすことができるような設計をして頂きました。


今日はここまで


近々、薬局やクリニックの皆さまに使って頂ける疑義照会WEBアプリを公開できると思いますので今しばらくお待ち下さい。

NYAUWの活動リンク



参考リンクまとめ


KINDLE出版







よろしければサポートお願いします。 NYAUWの活動は現在マネタイズを考えずに意義のみを追求するフェーズです。 ニッチな分野のやせ我慢プロジェクトですので お気持ちだけでも嬉しいです。