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蜂は2000万年も生きてきたのに行動が無作為? 行動が無作為だから2000万年も生きてきた?


年末の本の整理(一回読んだ本はサマリー書いて本棚の奥に置くので)をしています。今回はこの本


その中でNYAUWの活動に関連するように記述がありましたので1文書かせていただきます。

P356 蜂は蜜や花粉を集めるために発達させてきたシステムを最大限には利用していない 確実な食料源がある方法を伝えるための効率的な方法つまり腰振りダンスがあるのに巣にいるかなりの数の蜂はそれを全く無視し無作為に飛んでいってしまうように見える 短期的には全ての蜂が腰振りダンスに闇雲に従えばその巣はより良い状態になるだろう しばらくの間蜂のこのような無作為な行動に科学者たちは当惑した 2000万年にわたって進化してきても蜂が行動遵守のレベルを高めてこなかったのはなぜかと。しかし科学者が発見したのは興味深い事実だった 自分勝手に行動する蜂がいないと 巣は複雑性理論家が局所的極大値という状態から抜け出せなくなるのだろう つまり知っている資源から食料を集めることが効率良くなりすぎて一旦食料の供給源が枯渇しても蜂は次に行くべきところが分からず巣全体が餓死するのだ だから勝手に行動する蜂はある意味巣にとって研究開発の機能をはたす存在で新鮮な食料の供給源を発見した時 そうした蜂の非効率性は十分な成果を上げることになる 短期的な効率性だけに集中していないからこそ蜂は長い間生き残ってきたのだ。

【NYAUW的視点】


医師の先生方がロジカルな基準(サイエンスやガイドラインなど)に従って行動する方のは当然かと思います。患者さんのためにアカウンタブル(説明可能な)ロジカルな基準以外で対応することは認められないからです。それは治療に巨人の肩の上に乗るべき分野ですのでそうですが 


<情報爆発と医学リタラシー①> ‘STANDING ON THE SHOULDERS OF GIANTS(巨人の肩の上に立つ)’ これは、GOOGLE...

Posted by NYAUW on Tuesday, October 22, 2019



医師の所属する組織の運営上のルールがプライベートに及んだり 治療以外でも画一性を求めてしまうようなものになってしまうと もともと医師は真面目で効率的な学習が出来る人々なので 全員が腰振りダンスに闇雲に従う組織のようになり 短期的には効率的でも 長期的には生き残れない組織になる可能性もあります。


<目標とする「ある地点」に到達は可能> 最近読んだ 山口周さんの「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」という書籍の中で 「いわゆる頭の良い人は いわば足の早い旅人のようなものである。 人より先に人のまだ行かないとこ...

Posted by NYAUW on Thursday, October 3, 2019



そういった意味で 外れた(治療に不真面目などは論外ですが)メンバーを許容していくことも大切かなと。そしてそういったメンバーから新しいことを学ぶことでより発展していくのでは?と考えました。 つまり、行動が無作為だから蜂は2000万年も生きてきたように

そういった意味で 弱い紐帯を伝って患者さんを紹介してみませんか? NYAUW!

2021年10月28日14時31分31秒
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