texnhとignis
人と人との繋がりやご縁というのは、
何物にも代え難いと思い大事にしています。
これもつながりにつながって
すてきな形になったプロダクトのお話。
文京区千駄木にあるスペシャリティコーヒーの専門店
" ignis "の土橋さんを紹介していただいて
初めてお会いしたのがうちの展示会での事。
新しく鎌倉にお店を出すにあたって
ignisでしか買えないスペシャルなプロダクトを
作ってほしいという依頼をいただきました。
後日改めてお店に伺って、
千駄木という下町情緒あふれる街に
こんな素敵なコーヒー屋さんがあるのかと、
とても嬉しく思いました。
常識とは違うアプローチで日頃飲んでいるコーヒーの価値観を根底から覆され、それでいてちゃんとコーヒーの本質を教えてくれる。
そんな印象を受けたことを覚えています。
僕の方からも、土橋さんが気に入ってくれたtexnhのプロダクトについて、どうしてこの素材を使ったのかとか、このパーツにはこういうルーツがあるということを
話しながら色々と提案をして最終的に2型作りました。
ベースとしているのはtexnhのプロダクトですが、
まずはignisというお店をシックな印象にしている店内の壁の色をイメージしたグレージュを、
キメが細かく絶妙な発色を可能にしたイタリア製のキップ(仔牛)レザーで表現。
(革の染色って国産と海外の革だと全然違うんです)
ハンドルやファスナーテープをブラックで引き締めることでメリハリをつけたカラーコンビネーションにしています。
そして内装にはignisの代名詞であるボトルラベルをモチーフにしたネームを。
ごく少数の限定生産ですが、
こちらのignisのECサイトでも販売されています。
"足し算ではなく掛け算"
というのがコラボレーションの醍醐味というのは
前職の時から散々体感してきましたが、
今回のような異業種の方とのモノづくりは自分の感覚を試されている感じもあってとても緊張感がありました。
ちなみに昨年末12月20日にignis鎌倉がオープン。
僕はまだ行けてないですが…笑、早く行ってみたい。
日暮里あたりからぶらり谷根千散歩しながら千駄木で異次元のコーヒーを味わうも良しです。
土橋さん、ありがとうございました。
そしてきっかけを作っていただいたAさんにも感謝です。
これからもいいモノづくりしていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?