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[2020年7月14日火曜日]登山、降山、上山、下山

 下りると降りる。
 その間にある、ほんの少しの違い。
 それに気づけたら、この不可思議さに出会うことでしょう。
 目の前にある、登山と下山。
 登山と降山、下山と上山ではない。
 ほんの少し不可思議な間柄に。

テツガクちゃん
 下に下りるのでしょうか?
 それとも、降りるのでしょうか?

 その決断は、ほんの少し迷ってしまう。
 今、そんな迷宮に気づいてしまいました! 私!


肯定
 面白い迷宮だね。
 
 下りると降りるか。
 似ているけど、ほんの少し違う気がする。


テツガクちゃん
 違うようです。

 下りる。
 それは、その名のとおり。
 下がっていく。
 下に下りていく、という状況。
 それを表すにはピッタリです。

 一方で、降りる。
 それは、今いる場所から離れる。
 その状況を表す時に使うらしいです。
 車から降りたり、上から下に降りたり。

 何かから離れて。
 どこかへ向かう。
 そんな隠れた意味が眠っている。
 それが、降りるという言葉です。

 そして、この二つの違い。
 その迷宮の中で悩んだ今。
 新しい不可思議さに出会いました!

 それは、登山と下山です。


肯定
 登山と下山か。
 たしかに、よく考えれば不可思議だね。

 降りるの対義語は乗るや登る、上るなどがある。
 だけど、下りるの対義語は上がる。

 それならば、登山の対義語は降山で。
 下山の対義語は、上山なのかもしれない。
 
 だけど、目の前にあるのは。
 登山と下山。

 不可思議だね。


テツガクちゃん
 不可思議です!
 
 特別、問題などはありませんが。
 やっぱり不可思議な迷宮です。

 下りると降りる。
 そこにありそうな、確かな違い。
 だけど、本当はそんなものは、ないのかもしれません。

 そう思えてしまう。
 悩みの山が、今、見えます。

 あなたはその山を『のぼる』のでしょうか? 
 それとも、そこから『おりる』のでしょうか?

 その思案の歩み。
 それは、シアンブルーのようで。
 どこか面白い幻のような。

 不可思議で伝説的な軌跡になりそうです。


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それでは、また次の機会にお会いしましょう。


200626ブログ用as



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