不公平な平等と不平等な公平

 はーい、テツガク肯定です。

 平等と公平の話を投稿した後に。
 そうか、つまりこういうことだと。
 遅れて気づいたことがありましたので。
 それをご紹介できたら、と思います。

 
 前回は永々と振り回しましたが。
 今回はもっと速く終わらせます。


 つまり、つまりですね。
 
 平等は不公平で、公平は不平等。
 不公平な平等と不平等な公平がある。


 そして……。
 多くの人は不公平を感じているのに。
 不平等だと覚えが錯じってしまう。
 そんな気がします。

 
 今、この瞬間は。
 平面に等しく、不公平な平等なのに。
 この世の中に平等なんてない。
 そう呟きながら、平等を求めても。
 どうにもなりません。

 なぜって、本当に欲しいのは。
 平等ではなくて、自分にとっての公平。
 おそらく、そんな気がします。

 欲しいと思った本心と。
 探しているものが違えば。
 当然ですが、あるものも手に入りません。

 
 ホント、平等と公平って。
 けっこう、厄介だと思います。
 似ているようで、かなり違うのですから。
 
 本当は公平が欲しいのに。
 平等なんてありはしないって。
 平等の上で呟いてしまう、そんな不可思議な物語のど真ん中。

 ですが、何れ。
 そうか、本当に欲しかったのは。
 平等じゃなくて、自分にとっての公平だったか。
 そう気づいてしまった、その瞬間に景色がひっくり返る……。
 かもしれない、不可思議なワンダーランド。


 そろそろ、お別れの時間です。
 何とか千文字以内に収められました。
 滑りっ放しの愚かなFRでも。
 立ち上がり重視の滑りもできるようです。

 それでは、また次の機会にお会いしましょう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?