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小雨が降りどんよりとした空だった。 こんな天気の日は危なそうだと思い、何となくバイクにつけてあった交通安全のお守りを胸ポケットに入れた。 私は鍼灸師であり、とある愛好家だ。 学生時代授業で扱った人体解剖が脳裏から離れないのだ。死体に関わると胸がざわざわといい気分になる。 死体を求め、そろそろ人を殺してしまいそうだと思った時。 ネットで樹海自殺の情報を見つけた。 これなら合法で死体を眺められる。 私は逸る気持ちを抑えきれずに休みの度にバイクに跨った。 樹海に入ってもすぐに死体
休憩を経て、観客である私が何故か手に汗握る。 これから結果発表だ。 ワガママを言わせ貰えば、もう1回ずつ話を聞きたい。 出来れば別の話でおかわり希望したい。 聞き方がわからない初心者は、ふりかけご飯を食べてしまった気分なので白米が食べたい。 味わってから全員優勝だ!と叫びたい。 しかしここは賞レース。 勝ち上がるは 田中俊行、中山功太、夜馬裕、伊山亮吉 ※敬称略 の4名。 話のジャンルとしては霊現象、霊現象、霊現象による人怖、オカルト現象、の並びだと思う。 ステージの上、悔
怪談に出会ったのはいつの事だっただろう。 幼稚園の頃にはお岩さんを知っていたし、小学生の時は怪談レストランシリーズが流行っていた。 ぬ~べ~もアニメ放送されていた。 学校の怪談なんてほぼ新作映画で出ていたように記憶している。 ホラーMやサスペリアもよく読んだ。 高校生の頃にはひとりかくれんぼや八尺様で震え上がったものだ。 今回、私は改めて『怪談に出逢った』と言いたいと思ったので感想を述べたいと思う。 怪談を知らない初心者が主観的に。 お話のネタバレはないのでご安心を。 怪