”からだ”は素直なんで、練習した通りにセットされていきます。だから要注意!
芸大の通信科の卒業がかかった時期でハラハラドキドキの日々に、すっかり更新が滞っておりますトレーナーのいしやまです^_^;
どこでもいつでも、なるべくトレーニングのシーンは見よう!とTVを見てたりしますが、なかなか革新的な取り組みには出会いません。
でもこないだダルビッシュ有さんが出ていた番組で「オープンシェア革命」という言葉に出会って、とっても共感しました。そうなんです、いろんな技術?や練習方法がクローズドなので、結局みんなのレベルが上がらないのではと、とっても思っています。
『なにごとも練習の通りに表現される』という話
例えば、外回りからデスクワークに仕事が変わったとして。
最初は座り慣れない椅子に座ってるのがしんどいでしょう。腰も痛くなるしイライラするかも。
でも徐々に慣れて長く座れるようになってきて、逆に動くのがおっくうになったりなんかしたり(笑)
これが『座る練習効果』。しかも『その人オリジナルの座り方の座る練習の効果』なんです。すべてがその調子だと考えています。
脱水になるのもギリギリで生きる練習をしてるから
日中に水分補給を1日2,000ccを目標にがんばってくださいね、と指導しますが、飲まない人は「そんなに飲めません」とおっしゃる。500ccくらいしか飲んでないこともよくあります。そういう場合、からだは『500ccで何とかやっていく練習効果』で生活していると感じます。
水分補給が少ないと動くとからだが水分不足になるので→体中の細胞に水分が供給されにくくなって→しぼんでいきます。だからからだの中の『生きていくための』水分をなんとか確保するために『水分補給があんまりされないまま生きていく練習』を始めます。
そんなことも含めて、練習の通りに出来上がっていきます。
『全部が練習』の”全部”の意味を理解しよう!
リハビリでもトレーニングでも、うまく練習してもらわないと、その通りに出来上がってしまいます。問題は、指導する側が意図したことも意図しないことも含め、その人がやっていることすべてが『練習』になっているということ。
よくあるのが『呼吸の仕方』です。前かがみの生活が長くなると、肺をしっかり使う呼吸をいつの間にかしなくなって、背中が丸くなってきます。
背中を伸ばす練習は指導されますが、呼吸の練習はほとんど指導されていません。せっかく背中を伸ばす練習を指導されてるのに、その間、その人が背中を丸める呼吸を続けていたとしたらどうでしょうか。
毎日は気づかないけど練習の連続
こうなっちゃうよくあるシーンが、勝手にやるスポーツジム。
注:指導してくれる人が居ても、うまく指導してくれるかはわからないのでそこはご注意ください・・・
そもそも、自分ができない・苦手な運動に挑戦する時に、ボディイメージができていないと記憶の再現ができないので、『○○的な』運動になってしまいます。(これは、指導者でも同じです。怖い・・・)
結果が出ないのは練習内容が間違っている、と考えよう
結果が出ないのはそのせいで、もっと残念な結果になることも多いです。どこか痛くなったり・・・T_T 自宅でやるタイプのTVで流れるような体操も同じです。
基本のからだの使い方ができるようになるまでは、しっかり誰かに指導されていただきたいとは思います。が、『注:指導してくれる人が居ても、うまく指導してくれるかはわからないのでそこはご注意ください・・・』という話が出てくるのが残念ですが事実です・・・
根本的に考え直して取り組んで!
なので、まず自分でできる予防法として書くことは・・・
『おなかを凹ましたいなら、自分が理想とするおなかのカタチにしながら運動する』
だいたいの方が、まあ筋力低下で運動しているので、運動がしやすいようにおなかを固めて運動してしまっています。おなかをむしろ出しながら運動しているのです。これって、背も縮むし、おなかもさらに出てしまう、怖い練習になっています・・・
この『おなかを凹ましたいなら、自分が理想とするおなかのカタチにしながら運動する』のやり方・意味が解らない場合は、教わるしかありません。
私でよければ連絡ください^_^
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?