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明日は今日より、「図々太く。」

子供時代の自分を思い返すと、いつも、なぜあんなに色々なことについて「恥ずかしい」と思っていたのかと悔やまれることが多い。

今となっては信じられないが、当時は人前で鼻をかむことすら恥ずかしかった。

とにかく、下手なことはしたくない。
失敗したり、変なことをして注目を浴びたくない。
そんなことをいつも恐れていたように思う。

様々な人と出会い、世界の広さが身に染みるほど、自分の心配していることなんてどんどん小さくなっていった。

今となっては、恥ずかしいと思うことを探す方が難しいかもしれない。

私が思う一番恥ずかしいことは、自分が「ダサい」と思うことをすることだ。

そして私が「ダサい」と思うことは、
人として「悪い・間違っている」と分かっていながら、それをすることだ。

ちょっとサボるとか、おやつ食べ過ぎるとか、そんなことじゃない。
そんなの当たり前にやっても良いこと。

そういうことじゃなく、
もっと大事なこと。

これを言ったら絶対に相手を傷付けるとわかっていたのに言ってしまった、とか。

そんなことをしてしまった時は、思い出しただけで心が痛むし、すごく恥ずかしい。

あとは別に
人前でアホなことをやろうが、
誰かに「いい歳して」と言われようが、
自分の無知をさらけ出そうが、
気にならなくなった。

年齢を重ねるほどに、図々しく、図太く、
「成長」できてる自分がいいなと思う。

去年の自分よりも今の自分の方がずっと図太いし、
何なら昨日の私よりも今日の私の方がもっと厚かましいと思う。

今も自分の嫌いなところもたくさんあるけど、
過去のいつかの自分に戻りたいかと言われたら、
答えは「NO」だ。

間違いなく、明日の私は、今日の私よりも、「図々太い。」
そんな風にして、いつか小憎たらしいばーちゃんになりたいです。

終わり。

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