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19日に休業要請を全面解除

 さて、新型コロナの感染と隣り合わせの世界環境。東京は19日に休業要請を全面解除となる。はたして結果はどう出るのか?

 諸外国並みのパンデミックとなるのか?フィリピンは早期にロックダウンを行いロックダウン期間も他国より長い期間を取った。クラスターは所々出たが感染者数や死亡者は日本よりも少なかった。この為、マニラやセブはロックダウンを緩めた。

 結果、セブは10日から2週間であっという間に感染拡大となった。現在ロックダウンに逆戻りしたが感染拡大が止まる様子は見えない。

 自粛中でもホストクラブ・キャバクラ、夜の接客業でやはり感染は多い。お店も営業しなければ潰れるのはわかるけど、行くお客さんもいるわけだね。しかし客数が戻らなければ維持することは出来ないだろう。

 解禁になったら、ホストクラブ・キャバクラに行く客が増える。店に行く前に同伴で食事して、お店が終わったらアフターをするわけだ。感染拡大は容易に想像できる。深酒をして自制が効かなくなり、大声で騒いだり、道路に寝転んだり、抱き合ったり、嘔吐したり、平常時の光景だ。

 経営者の考えはそれぞれだ。営業して感染者が出れば即営業停止だろうし、継続しても客の戻りが悪ければ経費だけが掛かり結果、退場だ。無理に営業して感染者や死亡者が出たらどうするのか?

 新型コロナだから死者が出てもお咎めが無いのか?自然災害なのに今回は政府の揚げ足を取って、とやかく言う人たちが多い印象だ。

 数年前、O-157で食中毒が発生してお客さんがお亡くなりになった「焼き肉屋」を覚えているだろうか?その時、皆はそのお店の経営者を袋叩きにした。衛生面は普通に気を付けていただろう。結果的に精肉の卸業者からO-157に汚染していたのだから店はどうしようもない。

 この事件後、生ユッケやレバ刺しの提供を日本は止めた。渦中、焼肉屋からお客は遠のき倒産や店じまいが多数の店舗に襲い掛かった。もっと昔には狂牛病が流行り、同じ経緯を辿った。

 また鳥インフルエンザの時は焼き鳥屋や鶏肉の輸入業者・国内の養鶏産業が打撃を受け、同じように倒産や店じまいに追い込まれた。

 水商売や風俗が今まで打撃を受ける時は決まって経済にダメージを受けて不景気になった時である。このような時は社会全体が被害を受けている。客足が遠のき結果として店じまいや倒産に追い込まれる。

 飲食店を開業して3年以内に何割が店じまいをするか知っていますか?5年もつ割合は?結果的に10年もつ飲食店は1割しかないのです。

 これらを考えると、平時に低資本の飲食店で頑張ったとしても成功の確率はとても低い、なおさら緊急時は持ちこたえる事なんてできないと思う。

 新型コロナが経済に与えるダメージは大きい。小資本で家賃や人件費が高く利益の薄いお店は店じまいに追い込まれるだろう。

 大企業や関連会社、取引先は会食や夜の飲食の自粛を続なければいけないと思う。

 中小零細の元気な会社でも、社員や役員が飲み歩いて新規感染者が出たら取引先は良く思わないに決まっている。皆、自重が必要となる。

 ワクチンが開発されない限り、自重した行動が必要だ。

 私も20年間、会社の代表を務めていたが時代背景に伴い、色んな業種が淘汰され、また新規参入があり、経済は繰り返して続いていく。

頂いたサポートはセブのチャリティーでお米の購入や貧困層の子供達に炊き出しとかに使わせて頂きます。お願いいたします。