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日本人の重症化率が少ない

 4月半ばの緊急事態宣言から一か月と少し、首都圏と北海道は25日に判断。欧米や先進国、発生元の中国から見ても日本の死亡者数はとても少ない。

 発生元の中国や感染爆発した韓国から渡航者がとても多い日本。厚生労働省の発表によると感染者数の半分かそれ以上は国籍不明(未確認?)だそうだ。これを踏まえると罹患した国籍不明者がウイルス拡大を招いたことは確実。日本人の海外帰国者に感染者が多いのも事実。海外から入国制限を行ってから約3週間後から感染経路不明者が減った事実。

 初期のWHOが渡航制限は必要ないと宣言していた事がとても悔やまれる。初期に渡航制限をしていたら日本の感染拡大は10分の1くらいであったように思えるし、医療機関の疲弊や経済活動の自粛もここまでなかっただろう。

 これらを踏まえると、日本の生活文化や食文化、インフラと衛生面が関係していると考えるしかない。

 日本は上下水道や浄化槽設備が整っている。トイレも綺麗に保たれている。外国に行った事のある人は海外の治水やトイレの汚さを実感できると思う、海外ではトイレの後に手を洗わない人たちも多い。トイレは各種ウイルス、菌の宝庫ですから衛生面の保持は大切。

 食文化で生ものを食べる文化があるため衛生面は必然と高い。さらにカフェや居酒屋、レストランでもおしぼりが提供され日本独自の文化である。大皿料理や鍋でも小皿に取り分ける習慣もある。

 何百年も前から、家や旅籠に上がる時は足を洗ってから入る文化、現在は玄関で靴を脱いで家に入る。

 最近は変わり始めて来てはいるが、口を大きく開いて笑う事、大声で話をする事、人に触れる事を下品(嫌がる)習慣がある。人との距離も外国人から見たら一定の距離を保っている。日本人はお互いにお辞儀をする距離を自然に保っていると思う。

 日本はマスク文化だと言うが、咳やくしゃみで他人に迷惑を掛けたくないと言う相手を思う文化の表れがマスクに繋がっている。

 不思議なのは満員電車やバスで感染拡大が起きなかった事。感染はしているが、発症していないだけなのかもしれないし、海藻や発酵食品(味噌、醤油、納豆、漬物など)を食し、緑茶を飲むことで日本人の免疫力が高いのかもしれない。眉唾だがBCGに一定の効果があるのか?

 感染症は自分たちの意識である程度抑えることが出来る。緊急事態宣言が終了しても、衛生面や手洗いに気を付けて日常生活を送らないといけません。また海外からの入国制限はワクチンが出来て国民全員に接種するまで、またはこれから一年間は抑えなければいけないと思う。

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