下山哲矢

紙媒体をメインにWEBも含めてフリーランスのライター、コピーライターとして活動。執筆ジ…

下山哲矢

紙媒体をメインにWEBも含めてフリーランスのライター、コピーライターとして活動。執筆ジャンルはモノ、人物、ファッション、スポーツ、グルメなど、なんでもやってきました。撮影ディレクションやインタビュー取材にも対応します。ご用命の際は、まずはお気軽にお問い合わせを。

最近の記事

カメラも文章も、千本ノックが必要であると理解した日。

 始めて1週間のこのnote。いまだに右も左もわかりませんが、なぜnoteを始めたかと言えば、写真家・森山大道さんの言葉「中途半端なコンセプトは捨てて、とにかく撮れ」に触発されたからです。  最近の私と言えば仕事の文章しか書くことをせず、自分が書きたいことを書く場所をつくろうとずっと思ってきました。しかし、いざ書くとなると「どこで」「なにを」「どのように」と考え始めてしまって、全然着手しないんですね。ただ時間だけが過ぎていくので、「これはまずい」と思って、とりあえず実名でア

    • ヤクルト山田哲人選手が、自費で購入して使っている「ドナイヤ」のグローブ。

       先日、ノーメンテナンスで奮闘してきた私の野球グローブが壊れてしまった。自他共に認める面倒臭がり。グローブの手入れで野球が上手くなるはずもないし、そんなことに時間をかけるより練習の方が大事だろ。はい、自分の至らなさを棚に上げ、さもわかってる風なことをうそぶいていたダメな私。今まで使っていた久保田スラッガーの後継者を探さなければならなくなり、練習後のチームメンバーにそれとなく相談すると、ずいっと前に出てきた落合くん(28歳年下)。 「ドナイヤのグローブがいいですよ」 「なんそ

      • まったくのシロウトが、28歳で野球をはじめたらどうなった?

         親から買い与えられた巨人帽を拒否して近鉄帽をかぶっていた私は、野球が大嫌いだった。決して運動神経がよい方ではなかった小学生の私は、野球が上手いほど偉いというクラスの空気に馴染めずにいたが、野球の誘いを拒むほど自分を貫いてもいなかった。放課後、校庭に残っては友達と野球をし、9番ライトをウンザリした顔で担当していた。  家に帰れば父親が巨人戦の中継を見るためにテレビを独占。当時家には一台しかテレビがなく、当然私が楽しみにしていたアニメやバラエティ番組はおあずけ。でも我が家には

        • 熱々のスープ、たっぷりの野菜と麺に立ち向かうタンメン「トナリ」。

           サラリーマンにとって1日の最大の楽しみであり、重要課題なのが昼食。「昨日は何を食べたっけな」などと思いながら、あちらこちらで行列を作っている昼のオフィス街を歩いていると、結局「今日はラーメンかな」と、お気に入りのお店に落ち着く熱烈なラーメンファンは多いことだろう。  しかしこのラーメン、困ったことに食べるたびにいささかの罪悪感がつきまとう。官能的なコシのある麺は今や抜くことが正義のように言われる炭水化物だし、最初の一口たるや黄金の液体のように感じるスープには、塩分と脂がふ

        カメラも文章も、千本ノックが必要であると理解した日。

        • ヤクルト山田哲人選手が、自費で購入して使っている「ドナイヤ」のグローブ。

        • まったくのシロウトが、28歳で野球をはじめたらどうなった?

        • 熱々のスープ、たっぷりの野菜と麺に立ち向かうタンメン「トナリ」。