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#1 焙煎所に行って、コーヒー豆を探す

自分の好きなコーヒーってなんだろう。

そんなことを考えたことはないだろうか。
好きなコーヒーを探す方法は色々あると思う、

ネット、スーパー、コンビニ、百貨店、カフェ、焙煎所、人に聞く、
自分で現地に行く、ブレンドする、コーヒー豆を作る。

こんなとこではないでしょうか。

私は、カフェまでしか探しに行ったことがなく、
このカフェのコーヒーが美味しい、
この百貨店では珍しいコーヒー豆が売っている等
焙煎後時間経った状態から淹れられたコーヒーしか飲んだことがありませんでした。

本当に美味しいコーヒーを探すためには、

『焙煎直後のコーヒー豆でいれたコーヒーが美味しいのでは?』

そう考えた私は、実際に焙煎する工程をやっている、
焙煎所へと足を運ぶことに決めました。
ということで、今回はコーヒーと焙煎についてまとめてみました。


1. コーヒーの焙煎ってなに?

コーヒーの焙煎とは、『コーヒーチェリーの種子』を煎ることです。
コーヒー豆は元々画像のような色をしており、焙煎をすることでよく見る茶色のコーヒー豆になります。

インドネシア マンデリン(ビンタンリマ)

2. コーヒーの味は、何で決まる?

コーヒーの大枠の味わいは、焙煎で決まります。

実は、コーヒーの銘柄・種類だけでは、酸味や苦味の強さは大きく変わらないのです。

「コーヒーが好きだから、別のお店で同じ銘柄を飲んでみたらイメージが違った…」といった話を聞いたりしますが、同じコーヒーでもコーヒー屋さんによって焙煎度合いが違うことが原因でイメージと異なったコーヒーだと感じるのです。

例えば、モカコーヒーと聞けば
フルーティ(酸味のある)なモカを出す店もあれば、
苦味のあるモカを出す店もあり、ギャップが生まれるようになります。
これは、焙煎度合いが深くなればなるほど、苦味が強くなり、焙煎度合いが浅いほど、酸味の強い傾向になることが影響しています。

3. 焙煎がコーヒー豆に与える影響

コーヒーの焙煎中は、さまざまな化学反応が起きて、コーヒーの味わいが形成されていきます。

・焙煎前半〜中盤→ショ糖やクロロゲン酸が分解されて酸味の成分の形成される。
・焙煎中盤→メイラード反応が起きてコクと香りが生まれる。
・焙煎終盤→カラメル化が起きて、甘苦いコクと香りが生まれる。

簡単にいうと、『焙煎前半で酸味やフルーティな香りが形成され、焙煎後半で甘苦さやコクが形成される』ということになります。

4. まとめ

・コーヒーの焙煎とは、『コーヒーチェリーの種子』を煎ること
・コーヒーの銘柄・種類だけでは、酸味や苦味の強さは大きく変わらない
・コーヒーの大枠の味わいは焙煎
・焙煎前半で酸味やフルーティな香りが形成
 焙煎後半で甘苦さやコクが形成される

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