播但線・加古川線の旅(1)から続く 賑わいのある福知山 福知山での待ち合わせ時間は約５０分。どのようにして過ごすかは当初の計画では未定であったが、立派な駅と駅から見える町並みに惹かれて迷わず改札を出ることに決定する。 駅舎は最近改修されたのか、とても清潔できれいである。改札前コンコースにはコンビニや専門店など商業施設も入居している。人の流れも多く賑わいを感じる。失礼ながら事前にイメージしていた“福知山”とはずいぶん異なって、都会的である。 コンビニ
６月はじめの休日。今日は兵庫県を南北に走る播但線と加古川線の乗車を目指す。 まずは新快速電車で湖西線と東海道線を乗り継いで姫路まで。神戸以西に行くのは久しぶりである。 須磨辺りで車窓に瀬戸内海が迫る。天気は良く、真っ青な海に釣り人の姿が見えたりする。明石海峡大橋の下をくぐるとすぐ「日本標準子午線」のマークなども見えるが、新快速電車はぶっ飛ばしていく。西明石を出た頃から田んぼや畑の姿が見え出し、しばらくして加古川着。車窓からビルや商業施設が建ち並ぶのが見える。都会であ
はじめまして。鉄旅人と申します。 昔から鉄道や旅が大好きで、宮脇俊三氏の大ファンでした。氏の著作はほとんど読みつくし、いつかは自分もと思いながら、仕事が現役中はなかなか“鉄旅”三昧とはいかず、地図や時刻表を眺めたりして空想するばかりでした。昨年、退職して今は非正規の身となり、ずいぶんと時間ができたことから、念願の鉄旅を始めることにしました。 路線の歴史や車両に関することなどは全くの素人で専門的な知識はないのですが、ただ列車に乗って窓外の景色を眺めるのが大好きです。これから、そ
