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Zeus 秋におもう Paul・Verlaine

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秋の日の 
ヴィオロンのためいきの
身にしみて 
ひたぶるに うら悲し

鐘のおとに 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の  おもひでや

げにわれは うらぶれて  
ここかしこ さだめなく
とび散らふ 落葉かな

猛暑の 夏が過ぎ
寒さが ときどき かおをだし
季節は すこしづつ いろづいて
気持ちよい日が
こころ かるく うかせてくれる

コロナ禍のなか
だれもが 人と人との 接触をさけ
バリアをつくり
殻に閉じこもる

人は人と 接することによって
肌の ふれあいが あるからこそ
愛が育って いくものなのに

健康な体も心も
目にみえない ストレスで
意識していなくても
蝕まれているんでしょうね
なんとなく 不調

でも この閉塞感
新しい芽生えも あったでしょう
人間には 頭脳ってやつがある
それは 素晴らしい能力

また 楽しい未来を 構築するんだ 
きっとね
花が咲いて 実ができて 
枯れて 蓄えて
また 新しい芽が 育つんだ

たえまなく 美しく 世界はうごくんだ





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