妻が悪阻だ、夫よどうする!?
我が家に赤ちゃんがやってくる。第二子がやってくる。
ようやく妻は安定期を迎えることができた。この安定期を迎えるまで、壮絶だった…
そもそも悪阻(つわり)とは?
一般的には、食欲不振などの異常が起こることを指すようで、8割もの妊婦さんがつわりを経験するとのこと。そして、ここまで医学が発展しているにもかかわらず、メカニズムが分かっていない…
妻のつわり
妻は以下の症状が出た。
・激しい頭痛
・食欲不振
・体を起こせない、立ち眩み
・息切れ
などがあった。症状は人それぞれらしい。
5週目から食欲不振、翌週は頭痛、翌々週は体を起こせなかった。
妻は私と比べて、肉体的・精神的にもタフな人。
そんな妻は寝込み、仕事に行けなくなった。
その時、夫は…
もちろん私は妻のサポートに回る。
オフラインの仕事をことごとくキャンセルした。特に、所属する所沢のスタディーズラボの子どもたち・親御さんには多大なる迷惑をかけて、申し訳ないと思っている。
ただスタディーズラボの塾長である松田君が、「全部僕が子どもたちを見るので、とにかく神戸先生は奥さんのサポートをしてください」と言ってくれたのがとても嬉しかった。私だけでなく、神戸家を守る判断をしてくれて、大変感謝している。必ず恩返しする。
オンラインの仕事をメインにしつつ、ワンオペで育児を行った。
我が子を6時に起こし、朝ごはんを作り、いないいないばあっ!を一緒に見て、終わったら保育園へ登園。そこから家事を行う。オンラインでMTG。昼ご飯を食べる。オンラインでまたMTG。夕ご飯の買い出しにスーパーへ。帰って作る。そして、お迎えに行く。ご飯を一緒に食べる。お風呂に一緒に入る。歯磨きをする。寝かしつける。仕事を再開する…そんな日々。
そんな日々で成長したこと!
そんな日々で成長したこと…
それは料理だ。
料理は全くしないわけではないが、好き好んではしなかった。
このスタンスではかなり厳しい。
救世主はクラシルだった。
ご存知の方が多いと思うが、料理レシピアプリである。動画でどのように調理をすればいいか一目で分かる。どのように包丁で切ればいいかも分かる。まさに神。神以外の何物でもない。クラシル様様である。
チキンのトマト煮込み、ピーマンの肉詰めがとくに良いと妻に言われた。素直に嬉しかった。
誰かのためにご飯を作るというのは、相手を豊かにするのはもちろん、自分をも豊かにするということを知ることができた。
夫よ、どうする!?
先述のように、妻は安定期を迎えた。体調は万全ではないものの、底は打った感がある。仕事にも頑張って行っている。
妻のことはもともと尊敬してやまない。本当に頑張ってくれている。
こんな自由奔放な私を崖の上のポニョのポニョのお母さん(グランマンマーレという)のように、包み込んでくれる。
(グランマンマーレと妻を私の教え子が名付けた。そんな彼女はグランさんと妻を言い、そのお母さんも妻をグランさんと呼んでいるw)
この壮絶な悪阻期間を通して、チームで二人三脚で乗り越えることの尊さを知った。
夫婦生活、山あり谷あり。楽しいことばかりではない。つらいこともある。けんかも多々する(ほとんど私に起因し、私が悪い)
試練のときに何ができるのか。
夫として妻に何ができるのか。この悪阻は再考させてくれるきっかけを作ってくれた。
妻が悪阻のときこそ、夫はアップデートしよう。少しずつでいい。
そのアップデートが妻のため、ひいては家族の未来に繋がる。
情けは人の為ならず。自分の成長にもきっと繋がる。
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