見出し画像

三陸と男鹿半島の旅②

皆さんこんにちは。今回の記事は前回の続き。タイトルの三陸は前回のみで、後編の今回は秋田県に向かっていきます。

釜石から松川温泉へ

陸前高田を出発し、この日の宿泊地である岩手県松川温泉に向かいます。途中お昼と取ろうと寄ったのがラグビーの街、釜石。しかしながら少し時間も遅かったため、駅前の狙っていた昼食場所はどこも入れず。駅前でちょっと記念撮影だけして、高速で宿泊ホテルに向かいます。
ラグビーの街!私が物心ついたときは新日鉄釜石の全盛期でしたね。

画像2

この日は運転予定がなかったSL銀河。これもいつかは乗ってみたい

画像1

高速を使って約2時間半、この日の宿泊は松川温泉峡雲荘さん。日本秘湯を守る会にも加入している秘湯の宿。真っ白い硫黄泉の露天風呂が楽しめます。食事はホロホロ鳥の鍋がメインの山の幸です。お刺身はイトウやサーモンといった淡水魚ですが、ほとんど臭みがありませんでした。

画像3

秋田県を巡りながら男鹿半島へ

翌朝ホテルを出発し、今度は日本海を目指します。八幡平を超えて(天気がいまいちで絶景は見えず・・残念)、向かったのは湯治場所としても知られる玉川温泉。とその前に道路で黒い物体が・・

画像4

野生の熊です。初めて見ました。すぐに山の中に入っていきましたが、驚きでしたね。車に乗っていたのでそれほど恐怖は感じませんでしたが。
さて玉川温泉です。pH1.2の強酸性、源泉温度は98度、硫黄臭と微量のラジウム放射線がおり、多くの疾患・症状に対する改善が期待できる「効きの湯」として知られています。ガスが噴出している周辺にはゴザをひいて岩盤浴をしている多くの人の姿を見ることができます。とにかくすごいです。

画像5

画像6

続いて北上して秋田県内をまわります。最初に訪れたのは鹿角市の大湯環状列石(ストーンサークル)

画像7

縄文時代の遺跡で、「集団墓」兼「祭祀施設」であったと考えられています。現在「北海道・北東北の縄文遺跡群」っとして世界遺産への登録を目指しています。
続いて向かったのは大館市の秋田犬会館。この町はハチ公の故郷です。秋田犬かわいい!

画像8

この日のお昼は秋田の名物、比内地鶏の親子丼と稲庭うどん。ちなみに比内鶏は一般的に流通しておらず、雌のロード種の交配で作出された一代交雑種の「比内地鶏」を食べることになります。これも味が濃くて美味しかった!

画像9

その後、さらに車で2時間。ようやく男鹿半島に到着します。

男鹿半島の旅

秋田県の日本に突き出た男鹿半島。ついでに寄れるところではなく、私自身も初めての訪問です。この日は小雨予報だったのですが、晴れ間も出てきたので、男鹿半島1周のドライブです。まずは北西端の入道崎から。

画像10

灯台の上からの景色。日本海が鏡のように穏やか。続いて男鹿半島を展望スポットで寄り道しながら南へドライブしていきます。

画像11

八望台からの景色。手前に見えるのは二ノ目潟。マール(爆裂火口)として知られる淡水湖で非常に珍しいものだそうです。

画像12

切り立った海岸線がつづく道です。(いい写真が撮れなかった・・)

画像13

CMにも使われたゴジラ岩。

この日はもう遅かったので秋田市内のホテルへ向かいます。秋田温泉さとみさん。食事もおいしくアルカリ性の温泉でお肌つるつるです!
翌朝、車で1時間弱戻って、もう1度男鹿半島へ向かいます。
男鹿半島といえば「なまはげ」です。

画像14

巨大なまはげが出迎えてくれます。なまはげ館は今回の男鹿旅行の一番の目的ですが、その前にまず立ち寄ったのは寒風山。
男鹿半島を見下ろす絶景は「世界三景」!?でも本当に景色が良かった。

画像15

元日本第2の湖、八郎潟。今は干拓されています。

画像16

寒風山をあとにし、いよいよ「なまはげ館」に向かいます。

なまはげは男鹿半島を中心に見られる伝統的な民俗行事でユネスコの無形文化遺産に登録されています。大みそかの夜に仮面をつけ藁などをまとった「なまはげ」が家々を巡って厄払いをしたり、怠け者を諭したりします。
男鹿半島では約80地区でそれぞれの「なまはげ」があり、それぞれの地区で毎年行われています。まずは民家を模した伝承館で実際の「なまはげ」を見学します。

画像18

画像17

なまはげ、色んなことを話していくんですね。面白かったです。お客様の中で子供もいて、泣き叫んでいました(笑)
続いて隣のなまはげ館で様々な展示を。ここでは各地区のなまはげを見ることができます。こんなに多くの種類があるとは思いませんでした。

画像19

乳頭温泉から田沢湖へ

男鹿半島をあとにし、高速道路を利用して角館に到着しました。桜の時期には数多くの観光客でにぎわう街ですが、この日はお昼ご飯と武家屋敷街の散策です。

画像20

前日に引き続き稲庭うどん。

画像21

武家屋敷街をちょこっとだけ散策しました。

東北の温泉をまわる旅でもありましたが、その仕上げは人気の乳頭温泉です。日帰りですが、この日訪問したのは老舗の鶴の湯温泉。乳白色の温泉に混浴の露天風呂が人気です。(女性専用の露天風呂もあります)今度は冬の雪の時期に来てみたいですね。

新幹線は田沢湖駅から乗車するので、最後に田沢湖を見学しました。日本一深い湖としても知られています。水が澄んでいて本当にきれいでした。

画像22

画像23

時期を変えてまた訪れてみたい秋田県。皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?