#209 人物イラストが描けるようになりたい!No.23
人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第23回目、1月前編です。
1月も12月と同様にたくさん描いたので前中後編になる予定です。
前回↓
1月の課題
12月に引き続き老若男女幅広く描くことと、全身が描けるようにポーズを描くこと。
挑発しているような少年を描きました。
真顔か笑顔か口を薄く開けた顔を描くのがほとんどで、感情を表した顔を全然描いていないかも。
感情が出ている顔を描くと表現の幅が広がる気がしました。
歯の位置が変、顔が縦に長すぎる、鼻がでかいと思ったので修正しました。
スッキリした印象になったと思います。
顔の長さに関しては右のデフォルメ感が好きなだけで左のバランスでもおかしくはないかも。
毎回修正前修正後を上下に分けて配置していたのですが横並びの方が比較しやすいと思ったので一つの画像に横に並ぶ配置にしてみました。
左が修正前、右が修正後です。
編集の手間がちょっと増えるので次回以降やるかは未定です。
簡単着彩しました。
今回のカラーは全てアナログ線画を修正しデジタルで着彩したものです。
塗りはシンプルなのですが自分にはこういう塗りの方が向いてるのかもしれないと感じました。
背景の派手なピンクが気に入ってます。
最初はあまり上手く描けなかったな〜と思っていたのですが修正と色塗りをしたことで気に入った一枚になりました。
顔だけ描いてても全身描けるようにはならないから全身も描こう!と思い始めていたかは覚えていませんが全身を描きました。
体を曲げているポーズ+俯瞰だと顔を大きめに描けるのでなんと言うか、好きです。
顔を大きく描きたいと思ってます。
自分が描きたいパーツはやっぱり顔。
でも大きくなり過ぎないように注意しなくては。
顔の向きと背中のボリューム感を修正しました。
元のモデルのバランスを考えると修正前でもあっているのかもしれませんが一枚の絵として見た時のバランスを最近が重視しています。
顔の頬骨あたりの影の付け方が気に入っています。
アナログ(シャーペン)で線画を描くと程よい雑味が味になる気がします。
デジタルで線画を綺麗に描こうとするとどうしてもあっさりしがちなのですが、線の抑揚とか固くない自然な線が描ければデジタルで線画を描いても満足できる、かも。
工夫をして線画の魅力もアップさせていきたいです。
全身ポーズを描こう第二弾。
スーツ+格闘の構え。
でも描きたいのはこういう感じではない気がしました。
スーツはたまにしか描かないので新鮮でした。
頭が大き過ぎるかもと思ってやや小さくしました。
右手の拳も小さくしてあります。
修正した時はバランス良くなった!と思うのですが、並べてみると元のバランスでも悪くない気がします。
バランスの吟味は必要なので修正比較したことは良し。
左右反転してみると顎、目、髪のバランスが崩れているように感じたので修正しました。
髪に関しては元のモデルが少し右を向いていたので髪のボリュームが左右で変わったのですが、描く時にほぼ使用面から見ている角度に変えたので、絵にする際に行った変更を各パーツに忘れずに反映させねばと思いました。
今回の色塗りはこの絵から始めました。
最初はデジタルで描き直そうと思っていたのですが途中からアナログの線画を使う方式に変更しました。
デジタルのみだとあっさりした印象になってしまったためアナログ線画を上に被せて色とレスで馴染ませたりしました。
でも線画からすると塗りがイマイチになってしまいました。
全身ポーズ。
なんだかいい感じに描けなかった一枚です。
特に顔がなんだか無難な気がしました。
リアル等身に近く、描けるようになりたいと思っているデフォルメのバランスにすることにしました。
全然気に入ってなかった絵なのですが修正して自分が求めるバランスに近づけることができました。
修正バージョンは自分のイメージする素体をベースにしてバランスを修正しました。
モデルありの人物では今まで使っていなかった手法で描きました。
理想のバランスに近づけることができたので自分にとっては意味のある一枚です。
他の全身の絵と比べても少し印象が違って見えるかも。
いや描いている本人しか違いは感じないかも。
最初はデジタルで描き直そうかと思って上の状態まで描いたのですが、アナログの線を活かしたいと思い、上の画像をガイドにして、それに重なるようにアナログの線画を切り貼りしたり歪ませたりして線画を作っていきました。
各パーツに色をつけ影とハイライトを入れて完成です。
色を載せるといい感じ。
バランスもまあまあいい感じですがまだベストなバランスではない気がします。
カワイイ感じに描けた気はするのですが、それ以外は特に何も感想が浮かばなかった一枚です。
右肩を描き、足を長くして、スカートの丈を少し短くしました。
今回はどの絵も輪郭線を太めにしました。
自然な見え方ではなくなるのですが、シルエットがくっきり見えてきて自分としては好きです。
デフォルメの場合目が離れている方がバランスがいい気がしているので目を少し離しました。
ウエストが高めというか、足が長い方がバランスがいい気がしたので歪みツールで腰の位置を高くしました。
元のモデルをそのまま描こうとするとイラストにした時にやや足が短く感じることが多い気がしているので最近は、体の半分足!くらいのバランスにしています。
人物だけコピーして元のレイヤーに重ね、レイヤーモードをオーバーレイにしてコントラストをくっきりさせました。
背景も単色ですが四角形を配置してみました。
アナログ線画に着彩したり簡単な背景を加えるのは気楽なので色々試して遊んでみるのもありだなと思いました。
鼻から下が右側に曲がり気味なので修正しました。
整った形を描くように意識してはいるのですがまだまだ形が歪みます。
形を取る精度を上げていきたいです。
そう思いつつ、意識しても少しは歪むものだと思ってあまりに気せずにやっていこうと思います。
輪郭濃いめにすると印象が強くなっていい感じ。
ひげのおじさんかっこいい。
目の高さがずれていたので直しました。
鼻も尖りすぎな気がしたので根本(?)の部分を少し短くしました。
メガネの紳士。
帽子、眼鏡、パイプと要素が多くて画面的な満足感がある気がします。
顔がイマイチな気がしたので直しました。
かわいく修正できた気がします。
やや煽り構図なので、目と鼻の感覚を狭めることでより自然なバランスにできました。
主線を色トレスしたのですが最終的に黒で輪郭を描き、それを薄くしました。
色トレスをすると印象が弱まり過ぎてしまう傾向があるのでバランスを取っていきたいです。
ベビー。
頬とか短い指とかベビーらしくかけたと思います。
低年齢層を描くときに服もややシンプルめに描くことがポイントなのではないかと思っています。
絵柄はリアル寄り、塗りはイラスト的になりました。
明るくしたい部分に明るい色をのせ、それをぼかすと自然な光の印象になる気がします。
今まで大きくぼかすことをあまりしてこなかったのでこれは新しい武器になると思いました。
目の形、鼻の大きさ、顎のライン、頭の上の方の形、首の太さなどを修正しました。
鼻の穴は今の描き方だとない方がスッキリ見える気がしました。
髪のハイライトを太いラインにしてみました。
イラスト的な表現の引き出しがまだまだ少ないので面白い表現を見つけたらどんどん試していこうと思います。
髪色も元のモデルの髪色を無視して思いついた紫にしました。
この絵も鼻の向きがおかしい気がしたので修正しました。
あと右斜め上の髪の部分もバランスを意識してボリュームアップ。
顔が斜めを向いていても鼻が正面を向きがちな癖があるかもしれないので斜めを向いている顔を描く時に注意せねば。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はアナログ線画+デジタル着彩多めになりました。
線画は1月に描いて着彩は5月にやりました。
あまりたくさん塗るつもりはなかったのですが簡単な塗りだったため、割と気楽に濡れるな〜と思ってたくさん色をつけました。
絵を完成させるまでにポーズ、服、塗りなどレベルが足りていない部分がたくさんあると感じているからなのか、一気に書き上げようとすると今でもプレッシャーみたいな何かを感じてやや気が重いです。
今回のように、修正は必要だけどあとはほぼほぼ塗るだけの状態だと気楽に色を塗ることができました。
最初から最後までデジタルできれいな線を描いて綺麗に塗るという描き方より、アナログで気楽に描いてデジタルで気楽に塗る方が自分に合ったやり方なのかもしれないと感じています。
ただこの描き方は理想の描き方には程遠いのではないかと感じています。
理想はもっとこう、幾重にも層が積み重なったものをイメージしています。
気楽に描けることは自分にとって重要なことではあるのですが、険しい道にこそ本当に求めるものがある気がします。
バッチリ完成させる絵も気負わずどんどん描いていかねば。
修正する力、自分の理想の形を描く力はついてきていると思っているのでそこは良かったと思います。
形の歪みに気をつけ、気楽に着彩をして、いろんな表現を試していこうと思います。
描いた量が多い分見直す数も多くて大変なのですが、自分のレベルアップにつながっていると思うので引き続き頑張ります。
動物イラストのご依頼受付中です。
動物のイラストが欲しいな〜と思っている方、ぜひご検討ください🙇↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?