窒化ガリウム(GaN)で音は変わる!ドンキで販売中のRAVPowerの2種を聴き比べ!
どうも、みずにゃんです。
最近になって、窒化ガリウム(GaN)を採用したPD充電アダプターが多数登場してきています。最大のメリットは急速充電のスピードがより速くなりつつ、小型化が図れた点です。
実はすでにブログ本館でも窒化ガリウム(GaN)を使った電源を無線ルーターに使うことによって、音や映像が一皮剥けることを実証しています。
ですが、多々あるGaNアダプターの中でも、音はきっと変わってくるはずです。そこで、GaN電源化を家中に拡張する段階として、ドン・キホーテさんでも安く手に入る2種をエージングしつつ試してみました。
今回試したGaN ACアダプター
RP-PC112
RP-PC112は、61WのUSB-C1口タイプ。Ankerほどではないですがその小ささがウリで、ドンキでは1999円+税のお値段で販売中。
RP-PC136
いっぽうのRP-PC136は、トータル65Wの出力で、USB-Aが2口、USB-Cが2口の4ポートのタイプで、プラグ直刺しではなくメガネケーブルでの給電します。こちらはドンキで2999円+税くらい。
スッキリした音が魅力
今回の視聴環境ですが、M1 MacBook Airの電源にこのGaNアダプターを使って、Apple Musicのロスレス音源をデノンAH-GC30(有線モード)で聴いてみました。
比較対象として、Apple純正の30Wアダプター(MacBook Air付属品)とも聴き比べてみました。ケーブルは全て、RAVPowerのRC-PC128に付属していたUSB-Cケーブルに統一しています。
純正アダプター
純正アダプターはいかにも平凡な音がします。膨らみもなく、BGMをさらっと聴くくらいが似合っているような感じです。
ストリーミング再生を再生する際にノイズが気になるシーンがあります。
RP-PC112
かなり音がふっくらしてきました。ノイズが抑えられてGaN電源らしくスッキリした出で立ちとなっています。低域はわりかし上品に鳴らせていますし、なんといっても高域の伸びがかなり改善していることがわかります。
RP-PC136
136のほうは全体的に物足りなさを感じました。ノイズは劇的に減っていて良くなっているし、伸びは良くなっているものの、低域・高域ともに量感が不足していて、全体的にパワー不足な音です。鳴らしきれてません。
ただ、純正アダプターで聴くときよりははるかにいい音なのは事実です。
まとめ
今回はRAVPowerのGaN電源を2種聴き比べてみました。
GaN電源のメリットは、なんといってもノイズが劇的に減ることですっきりとした出方をすること。変な味付けはないので、どの環境で使っても効果はてきめんだと思います。
オーディオの電源で悩んでいる人は、ぜひGaN電源を導入してみましょう!
貴方のサポートがnoteとブログを動かす原動力になるかも!?