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心がすさんでいった小学6年生

こんにちは


中原よしおです


小学生の高学年になると、ずいぶんと色々な
事がわかってくる年頃です


親は喧嘩ばかり


何で、こんなに不幸なんだろう...


父親はギャンブルで借金ばかり


なんで、こんなに貧乏なんだろう..


なんで、なんで、こんなに悲しい事ばかり起
きるのだろう?


ほしいものも買ってもらえず


安っぽいボロボロの服に恥ずかしい思いをし
た日々..


疑問でいっぱいでした


そして、とうとう、私は、恨みの塊になって
しまったのです


母親が熱心にキリスト教の教会に通わせてく
れているにもかかわらず


神なんていない!


神様が、こんな意地悪はしない!


神様なんて、いるわけない!


教会のミサがある度に、興奮して鼻血を出す
事はしょっちゅうでした


とにかく、もう消えてしまいたい...


暗闇が訪れる日々を過ごしています。


そして、どんどん、と


もう、どうでもいいや...と思うようになり
ます


何事にも無気力になってしまうのです


学校の友達はそれなりにいましたが


何をやっても楽しくない


今振り返れば、楽しいフリをしている


自己が不一致を起こしている状態です


精神の崩壊は目の前、小学生はもう終わろう
としています


心がすさんだ状態で中学生に進学します


そして、とうとう学校に行けなくなったので


中原よしおの軌跡 小学生編はこれで終わり
です。


次回、青春篇:『初めての登校拒否』

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