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Webライターになるのにスクールは必要か?

先日、某YouTubeにてWebスクールに参加しながらライター月収が3ヶ月で5万円か10万円を越えたというのを拝見しました。

率直な感想として「そんなに長くかかったのか」というのが本音です。

Webライターになるのに実際有料スクールやセミナー、ウェビナーなどに参加する必要はあるのか?

答えはNOです。

実際には電子書籍を始めとした代表的な本や、無料YouTubeなどで学ぶ事も充分に出来ます。

あとは社会人生活がある人はその経験ですね。

社外の人とのやり取りや営業の仕方は変わりません。

クライアント様はお客様ですので、お客様に対してどう接するかの問題だけです。

今回は私のような初心者がWebライターを始めるまでの勉強法や心理、現状についてお話ししていきます。

今回は長文になるので目次を付けてみましたので、是非参考にしてください。

まずは私のWebライター作業環境についてお伝えします。

■新米Webライターの作業環境

私は無印iPadと汎用キーボードで現在業務をこなしています。

最新のPCでなくとも、このスペックでも大半の業務は対応できるからです。

勿論、一部どうしても共有で作業が飛んでしまったりしてお断りせざるを得なかった案件もありますが本当に一件だけです。

WordPressもきちんと対応できますが、WordPress上での作業はいきなり余計なところへ飛んだりしてたまに不具合を感じるので、外部作業にしています。

普段作業で慣れているpagesからコピペすると余計なタグが入りその除去に手間がかかるなどの状況はあります。

現在はpagesで作業し、一旦フリーのWordに書き出してからそれをコピペする事で多少タグを削ることが出来ていますが、他にも対策あれば教えて欲しいですね(笑)

Webライターになるためにハイスペックで高価なPCを用意する必要はありません

携帯を契約する際にオマケで付いてくる無印iPadでも充分対応できることは実践済みです。

むしろこのiPadとキーボードだけで、もうこの購入コスト以上のリピートは稼げていますので、初心者は尚更このくらいで無いとPC代の元も取れないまま終わる可能性もあります。

Webライターになる為には、環境に理由をつける前に「やるかやらないかの自分次第である」という事であって、かけたコスト以上の回収が見込めないうちに投資にお金をかけることはリスクでしかありません。

実際初期に取れる案件の単価で、その数十万円のPCコストを回収するにはどれだけの記事と文字数が必要なのか考えてみましょう。

こんな環境で始めたWebライター1ヶ月経過後の感想を次で述べていきます。

■Webライター歴1ヶ月経過の感想

実際私は独学で始めてようやく1ヶ月ですが、前述のスクールの方より収入はすでに多くなりました。

そりゃ無理に詰め込んでないかと言われれば、そんなに無理なスケジュールでもありません。

実際にやられている方ならわかるかもしれませんが、ソーシングサイトを見ていてもそんなに詰め込める程、自分の受けられるテーマの仕事ばかり出てもいません。

しかし、結果的に自分の出来るテーマだけを厳選して応募していっても先の金額はさほど遠くないのが実感出来ました。

先月はテスト案件ばかりで中には無償のものもあり、幾分か騙された部分もあるとは思いますが、

文字を書いた事実は変わりませんので、それを実績と捉えています。

そのおかげで今のお客様に巡り合えたわけですので、あながち損とは思えません。

そんな取り組みを基に7月の10日辺りから始めた私の1ヶ月目のWebライター収入は正直「2000円」でした…

といってもソーシングサイトの締日が15日でしたので、実質5日分と言う事にはなりますが。

それでも自分が書いた文章でお金を貰えるという事実に、実際の振り込みを確認した時に嬉しさに震えました。

そんな始めたばかりの頃にやっていた勉強法は次のようなものです。

■Webライター勉強法

Webライターになる際に最も手軽なのはYouTubeでの勉強ですが、その中でも私のおすすめはたなざわさんです。

年収ウン千万!とか毎月50万!とかではなく、ガッつかないレベルで現実な生活ができる水準であること

そして語り口がとても穏やかで理解しやすいのが一番のおすすめポイントです。

Webライターとは一体どんな仕事なのか、や基礎的な手法からおすすめの書籍までご紹介されています。

これからWebライターを始めようかと悩んでる人は一度たなざわさんのYouTubeを見て全体像を掴んでみてはいかがでしょうか?

たなざわさんの最近出されている電子書籍も好評で実際に私もダウンロードさせてもらっています。

私自身は先月iBookで無料で読める書籍を大半読み尽くしてWebライターとはなんぞや?の勉強に集中していました。


小手先のテクニックは二の次で、まずはWebライターと言う仕事への理解中心の勉強法です。

そこで感じたのが、文章のテクニックだけでなくお客様であるクライアント様との関係を築けない限り仕事としては成立しないと言うことです。

そこでWebライターとして必要なアピール手段を模索して、ブログの話に至り検討してみました。

■Webライターのブログの必需性

Webライターになるには、自身でのブログを持っていた方が有利だと言われています。

文章の見本やWordPress上での作業が出来るアピールにもなりますし、確かに必要だと思います。

しかし、それは必ずしも有料サーバーを契約して行う必要があるわけではありません。

私もブログ的なものはこのnoteだけですが、noteでも充分に活用は出来ると思います。

事実このnoteを仕事が無い時期は特に書いて記事を増やし、ポートフォリオがわりに提示し続けて案件を頂いた経緯もあります。

またWordPressでの作業は難しそうだ、と思う方もおられるかもしれませんが、昔のGREEなどの無料ホームページを作ったことがある方なら多分容易だと思います。

HTMLタグもその当時使っていたものですので、むしろ今の方がそれらを簡易に装飾出来るようになっている状況です。

社会人経験だけでなく、こんな風に意外と昔の経験が生きてくる事も少なくありませんよ。

こんな風にブログ問題についてはnoteを代用して、費用と時間はかけずに解決していきましたが

次に実際にWebライター活動を始めた初心者が最初に当たる壁といえば「低単価案件」ですが、果たして実際は如何なるものだったかをお伝えします。

■低単価案件の良し悪し

慣れた人に言わせれば単価が1円以下や0.5円以下はやるべきでは無いと言われたりしますが

私は逆に初心者は無償でもテストを受け続けろ、ですね。

テストといえ実践ですので、様式やルールを把握するのにも個人の練習と緊張感が違います。

その場数を踏む努力は、目先の金銭以上に未来に価値を生んでくれます。

仕事も無いのにフィルターで単価1円以上などと設定してる人は今すぐ辞めて、無償でもテストを受けてください。

営業メールを送っても返答あるまでは、間違いなく1円にもなりません。

だったら同じ無償で記事を書くことで、リサーチの仕方や文章の構成などを覚えておいた方がよほど利益です。

スカスカのスケジュールより、低単価でも予定が詰まっていた方が自信も付き心も健康でいられます。

ひとつだけ注意すべきは、無償でも納品後に内容についての感想を頂くのを忘れないで欲しいということです。

結果を得ない限りは無償案件は本当にただのボランティアか自己満足になってしまいます。

本当に悪質な募集内容としては

無償テストで納品作業を介さない上で、提出した内容への指摘も何も無い

ただ無償テストである、と言うのは百歩譲って提出される内容がどんな文章なのかわかりませんので仕方ないとは思います。

しかし、此方も一生懸命リサーチして書いた文章へ感想も述べてもらえない状況では、本当の意味で無駄になります。

お忙しい中でも苦言のひとつでも貰えたならそれは有益な情報として価値が出ますので、もしそんな回答を頂けたならそれは立派な情報です。

テストに受からなくても、腐らずに次に活かしましょう。

何事も経験です。

そんな前提の中で一般的に低単価と言われる価格帯の仕事でも貰えるならば、それは非常にメリットだと言えます。

実際に僅かでもお金を払うクライアント様からは、もっとリアルなWebライターとしての必要な情報を得られるからです。

しかしながら、最初の条件から大幅に内容が変わったりした際には注意しましょう。

私は幸いまだそんな経験はありませんが、ソーシングサイト上の評価内でそれを思わせるやり取りはよく見かけます。

最初にしっかり条件確認をしてから、作業は進めていきましょう。

■Webライターへの道のり

Webライターを目指す人たちに伝えたいのは、Webライターとは自分が名乗り出た時からなっている仕事だと言うこと

初心者だろうが、その道何十年の人であろうがクライアント様からすれば対価を支払うWebライターである事には変わりないのです。

そのことを念頭に置いた対応をすれば、殆どのクライアント様の方がこちらの状況に理解を示してくれます。

少なくとも今私にお声をかけていただいてるクライアント様達は皆様ありがたい事に親切です。

クライアント様が親切なままで居てくれるかは、私の対応次第だと常に思っておりますので、万一無理な場合は安請け合いをせずリサーチした上でお断りした事もあります。

複数案件を抱えている時は、どのクライアント様にも迷惑がかからないように予め猶予期間を余分にいただいて一日でも早い納品を心がけています。

そんな普通の会社員と同じ努力をすることだけが必要であって、Webライターだからこその何かと言うものはそんなにありません。

Webライターって難しそう…と思う方は、Webライターが難しいのではなく、お客様であるクライアント様との関係づくりが1番難しいことを予め知っておいてもらいたいです。

■Webライターを目指す人たちへ

今回は1ヶ月Webライター活動を行なってきた最初の感想になります。

同じように最近始めた方や、これから始めようと思う方の参考になれば幸いです。

とにかく私が提唱するのはWebライターだから、と言う難しさの話よりも、一般的なお客様との関係構築スキルをまずは優先すべきと言う点です。

クライアント様との関係が優良であれば、改善点を指摘してくれますので、それは他にも活かせるテクニックになります。

勿論、クライアント様毎の意向の違いから改行数や文章ルールが多少違う場合もありますが、それらを学ぶ中に目的の共通点が見えてくればあまり難しくない事ばかりです。

リサーチに時間がかかるのも、最初は致し方ありませんが、むしろリサーチが手薄になり内容が薄くなる方を恐れてください。

文字数も多少オーバーしてサービスできるくらいの気持ちでやった方が良いです。(※限定指示がある場合を除く)

Webライターはサービス業だと思って、お客様との友好な関係が利益をもたらすと信じて行動していきましょう。

てつまるでした!

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