見出し画像

内省と対話と越境のTAKIVIVA(焚き火場)

2020年9月5日-7日まで群馬県の長野原町北軽井沢にあるTAKIVIVAにて
eumo × きたもっくの「Withコロナ時代の共感資本社会と地域未来創造」
という合宿プログラムに参加した。

画像1

結論から言うと
これは今後の人生を考える上で必要な場だったということ。
この合宿はコロナ禍にあのメンバーで行けた事に意味があり、「あの場に行ったことが人生に影響を与えた」と言うかもしれない。 
この場では派手な何かがあるわけではなく、すごく静かで魂の炎が揺らぎながら燃えているそういう体験をした。

渋谷でほぼすごしている私は、北軽井沢に着き
匂い、気温、自然の緑により、五感が開き細胞が喜んでいることに気づいた。

画像2

画像3

感動したものはいくつもあるが
このTAKIVIVAの施設を運営している有限会社きたもっくの社長の話に感動、焚き火自体に感動(炎最高)、そして対話が好きなんだなと。

画像4

TAKIVIVAはきたもっくが運営する北軽井沢スウィートグラスというキャンプ場の隣にある。
そのキャンプ場を作る時に25年かけて一本ずつ木を植えたところから始まり、今では年間10万人が集う居心地のいい場として予約が取れない人気の場になっている。
25年をかけて場を作っていることにも感動し、自然と共に生きているこの会社の在り方を知った。
「未来は 自然の中にある」というキーワードと共に北欧の思想『ルオム―自然に従う生き方―』という言葉に惹かれた。
自分はやっぱり自然が好きなんだなと実感した。
私がこれからやろうとしていることであり、Life ShiftのプロジェクトThe Questも都市から田舎までハイテクから農業までオンラインとオフライン、両極を知り選択できる状態を作る。
そのコミュニティの行なっていくことの中でも自然というものはやはり大事だなと。

きたもっくの社長の言ってた言葉で印象に残ったことをいくつか書きます。
・木を一本ずつ植えていったけど育たない。木も一本では育たないんだ。
・継続のための事業化
・大地の成り立ち、地質図を作ったところがキーとなりきたもっくの事業の組み立てに役立った。
・森に入るということは一緒に入る仲間と同じ方向を向きながら歩く、同じ方向を見ていることが大切。
・会社の理念を『ルオム―自然に従う生き方―』これに決めた瞬間人が集ってきた。 理念や旗を掲げることの大切さ。
・人と人との関係性を紡ぐ
・焚き火は本音で話せる場、他者理解を進める場、無理に話す必要はない。
などなど。

画像5

この2泊の体験は本当に豊かで火を囲みこういう話をした。
・自分の中にもワクワクの炎があり、その炎を絶やさないためにも薪をくべ続けなければいけない。 自分でできない時は人に助けてもらう時があるかもしれない
誰かが自分の炎に薪をくべてくれることにより炎を燃やすことができる。
・自然も共に生きている、森の木も1つの木だけでは生きる事はできない。
我々人間も一人では生きていけず、人間だけでも生きることができない。

画像6

画像7

画像8

朝から対話、昼も対話、夜も対話、焚き火を囲んで対話。 
でも緩やかで楽しく、自然のなかで心が解放され、本当に対話が好きなんだなと思った。
クライアントや仲間たちそして家族と対話をして豊かな時間を作っていきたいと思った。
後は、早急に作り上げるプロジェクトもあるだろうが物事をゆっくりじっくり作りたいと思った。
継続や運営し続けるのは苦手なので仲間たちと共に継続可能な形でゆっくり長く育んでいくプロジェクトも行なっていきたい。
-
最後に2日目の夜2日間の体験を通じての感想やメッセージや感じたことを手紙に書く、この手紙は今回の参加者の元に届く、自分が書いた手紙が誰かに届く。
静かに手紙を書き終えて、夜寝る前に十数枚の手紙の中から一枚を選びベッドの上で手紙を読んだ。
最終日の朝から手紙を読んで感じたことをシェアしたが、それぞれの人が自分に届いて欲しいメッセージが届いていた。
私の手紙には「生きているということ」その言葉が書いてある。
その言葉は幼少の頃から今になっても、「どう生きるか」とか「生きている」ということや、「生かされている」ということなどを日頃から感じる自分としては、ああこの手紙は必然的に私の元に届いたんだなと感じた。

画像9

画像10

画像11

画像12

この2泊3日の体験は本当に特別で本当はもっと1日中余韻にしたりたかった。
下界に降りて渋谷で仲間とライブ配信で感動を伝えたかったけど、言語化できなかった、今でもできていないところはある。
大好きなアーティストのライブを見て余韻に浸り帰る、そんな感じ「どうだった?」と聞かれても「最高!」とか「感動した」って言葉を出す方が陳腐でむしろ、これ体感しないと分からないから!とそんな感じなわけ。
焚き火を囲んで初対面の人とでも本音で語り合う。
すると様々なものが解けてじわじわーって身体に血が巡る感じというか、なんか暖かくてこの時間が素晴らしすぎて、そしてこの目の前にいる人たちがみんな愛おしかったりするのよ。
自然も人間も最高だなーって。
それをまた分かち合いたいし、そういう場を創りたいし、一緒に体験したいなと思ったわけです。
10月にThe Questのコミュニティの仲間や周りの人を連れて行けたらいいな。
本当に素晴らしい体験をありがとうございます。
そして、出逢いと生きていること、生かされていることに感謝。

Visualizer TETSU-LAW

画像13

画像14

画像15

さらに50枚程の様々な写真はこちらから見れます! ↓ チラッと見てってこと!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?