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岐阜の奇祭ISHIFESに参加してみた2021

11月14日。今日はいい石の日でした。いい石の日といえば、(ごく一部の)みんなが待ちに待っていた「ISHIFES2021」の開催日です。

わたしの働くお店tetsukuriteも、今年はなんとISHIFESに出店することになり、どきどきしながら今日(正確には昨日)を迎えました。

本番は11月14日のISHIFESですが、当店は「郊外エリア」ということで本番前日の11月13日に出店することになりました。

昨年もISHIFESの出店を試みたのですが諸々ありまして、出店をあきらめたのでした。それはそれで楽しめたので、今となっては良い思い出です。

昨年のレポートはこちら↓

実は第1回目から静かにISHIFESを見守っているわたしですが、出店する側になるのは初めて。一体何をしたらいいのだろう?とドキドキしていましたが特に主催である石田意志雄先生とほとんど打ち合わせをすることもなく、「当日ライブ配信やりまくるのでよろしく」くらいの話しかないまま、刻々と迫ってくる開催日。

ほかの出店者さんの様子を伺ってみるものの、どうしたらいいのか特にわからず。

迫っていく開催日。

とりあえずISHIFES出店の大先輩である、セレクトショップ「しだ」の店長ル・マンド先輩に連絡して、当日来てもらえることに。(先輩ありがとうございます。)という感じで、なんだかよくわからないまま当日を迎え、ル・マンド先輩の協力もあり、どうにか2日間(実際は半日くらい。)のISHIFES出店を終えることができました。2日目は勝手に便乗していただけです(笑)

ここからは、ISHIFESのすごいところを紹介していきたいと思います。

ISHIFESのすごいところその1
Twitterで突然に想像似顔絵を発表される

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Twitterの通知で気がついた、意志雄先生が描いたわたしの(想像)似顔絵との存在。一瞬何が起こったのか理解ができませんでしたが、ISHIFES開催のためのクラファンで「想像絵を描いてもらえる」というリターンがあったそうで、それが送られてきたようでした。支援してないのに。先にリターンを送る、それがISHIFESのすごいところです。おかげで一気にISHIFES出店の話が進みました。それにしても、ものすごい量の想像絵を描いた先生、すごいなぁ…。

わたしの想像絵は1日だけTwitterのアイコンにされた後、いまでもわたしのPCのデスクトップに貼られています。



ISHIFESのすごいところその2
イラストの版権がゆるい

ISHIFES当日のために、せめてグッズくらい作ろう…と、先生にお会いした時に「グッズを作りたいと思っています」と伝えると「イラスト自由に使っていいですよ」のお返事。えぇぇ??

使わせていただいたらお代はどれくらいなのかな…と身構えていたわたしは拍子抜けでした。その後「スマホスタンドを作ろうと思います。猫一にしたいです。こちらで図面を起こします」という旨を伝えると数分後には先生からイラレデータのイラストが送られてきました。先生、仕事早すぎませんか。

図面にして、こんな感じでどうですか?と送ると、すんなりOK。先生、ゆるすぎませんか。
結局お礼は現物支給になりました。「お礼に完成品を渡しますね」と伝えると「試作品とか失敗したやつでいいですよ」とのお返事。先生…謙虚…。
先生のご厚意により、無事当日販売するグッズができました。

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おまけに(自費で)シールも作りました。しかも11月13日に間に合わないというオチ。シールはしばらく配布しますので、ほしい方はお店に遊びにいらしてください。

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ISHIFESのすごいところその3
出店者さんの熱量がすごい。

ISHIFES出店者さんたちとは、主にTwitterでつながっているのですが、みなさんの準備段階のツイートをのぞいてみるとすごい気合の入りようです。グッズを作ったり、その日だけの特別メニューを何度も試作したり。

新参者の当店などが出店してはいけないのでは…と緊張が高まりました。


ISHIFESのすごいところその4
お客さんの熱量がすごい。

今回のISHIFESでは先着3名様に「石形」という意志雄先生が石に絵を描いたオブジェ(?)をもらえるという特典がありました。

その効果もあってか、熱いISHIFESファンの皆様が開店45分前から開店待ちの列を作るという驚きの光景が。当店は通常、開店待ちのお客さんが列を作るようなお店ではないので、ファンの方々の熱意に驚きと若干の恐怖を感じ、石の奪い合いにならないように慌てて整理券を配りました。朝早くからお並びいただいてありがとうございます。

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当店でははじめましてのお客様も多く、ISHIFESを通して当店を知っていただいたことを嬉しく思います。どうかISHIFESじゃないときも遊びに来てください。

熱いISHIFESファンの皆様に圧倒されているうちにいつの間にか時間は過ぎ、先生と皆様が次の場所へ移動する頃にはすっかりわたしとル・マンドさんのISHIFESは終わりを迎えていました。(気分的に。)

実際は午後からや今日(11月14日)もISHIFESファンの皆様にご来店いただき、過去のISHIFESを振り返るトークに花が咲いたり、Twitterで交流はあるもののお会いしたことがなかった方にお会いできたりと楽しく過ごせました。


ISHIFESのすごいところその5
結局ISHIFESって何だったの?

tetsukuriteのISHIFES出店はこうしてバタバタのうちに終了しました。スケジュールには「ライブ配信します!」って書いてあったのでドキドキしていたのに、結局ライブ配信は行われず、何だかわからないままに過ぎていったのでした。

お客様には恒例のあの質問「ISHIFESって何なんですか?」と何度も聞かれ、もうめんどくさ…ではなく、わたし自身もよくわからなくなっていたので「なんなんでしょうね?わたしもわかりません」とお答えしました。ひどい出店者です。(ごめんなさい。)

ISHIFESのすごいところその6
最後に。

こうして今年も無事に、楽しく、ISHIFESを終えることができました。わたしは特に何もしていないのですが、はるばる関市までお越しいただいた先生と参加者のみなさん、出店されたみなさん、本当にお疲れさまでした。そして楽しい時間をありがとうございました。

この記事を読んで結局ISHIFESって何なの?って思った方は、Twitterで #ISHIFES #ISHIFES2021 など検索してみてください。きっとISHIFESを楽しむみなさんの、楽しいツイートがみられると思います。ISHIFESはきっと概念なのですね。合掌。

もう1つ、ISHIFESのすごいところをお伝えするのを忘れていました。

PVが本気すぎるので見てください(笑)


PVの撮影の打ち合わせすらTwitter上で行われたのもすごいです(笑)


みなさま、良い「いい石の日」を過ごせましたでしょうか?

それではまた。

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*岐阜県関市で自社製品の鉄製家具・雑貨とセレクトした雑貨を販売しているお店テツクリテのスタッフのnoteです。商品のことや日常のことを気の向くままに綴っています。

オンラインストア https://caferon.theshop.jp/

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