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【読書雑感】『人物50人で読む「中国の思想」』PHP文庫
ご訪問ありがとうございます。
時間経つのがはやいですね。
2022年の最後の日となりました。
本日、大晦日。
紅白歌合戦を見ないで、静かに本を読むことにしました。
この2-3年間、この習慣を続けています。
今年の大晦日では、『人物50人で読む「中国の思想」:講師から孫文まで』(鍾清漢、PHP文庫、2005年)を読みました。
紀伊國屋書店公式ホームページの紹介によれば、
内容説明
古来から私たち日本人は、言葉や文字を初めとする多くの文化を中国から取り入れてきた。中でも儒学に代表される「中国の思想」は、現代の我々の生活や文化に深く根ざしており、その影響は無視できないものがある。例えば『論語』。私たち日本人は『論語』に少年の頃から慣れ親しんでおり、「人生を生きる上での座右の書」と言う人も少なくない。また王陽明の唱えた「陽明学」も日本に大きな影響を与えている思想の一つだ。吉田松陰や西郷隆盛など幕末志士の思想と行動は陽明学説に負うところも大きく、明治維新の成功は陽明学抜きでは語れないとも言われている。本書は、思想家50人の生涯を追いながら、それぞれの思想の誕生から発展・普及まで、その流れを読み解こうというもの。孔子、老子、孫文など誰でも知っている人から、屈原、王充、韓愈、厳復といったマイナーな人まですべてを網羅した、入門書として座右の書として納得の一冊。
目次
第1章 古代の十一人(孔子 周公旦 ほか)
第2章 漢代の八人(劉向 鄭玄 ほか)
第3章 六朝・隋唐時代の七人(玄奘三蔵 慧遠 ほか)
第4章 宋・元・明代の十二人(范仲淹 欧陽脩 ほか)
第5章 清代・中華民国の十二人(康煕帝 黄宗羲 ほか)
仕事柄、本をよく読みます。
年間大体200冊は読んでいます。
今回、「中国の思想」に関する本を読むのは、教養を高めるためでもありますが、来年度の非常勤講師先の講義及び市民公開講座の準備も兼ねています。
上記の本は、中国の思想を読むための入門書でもあります。
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来年には、この本で紹介した50人に関する書籍も順次読んでいきたいと思います。
最後まで読んで頂いただき、ありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
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