見出し画像

ブルードラゴン:大分編③

苦境を打開するために

2013-04-24 

ども。樋口でございます。

麻雀ってほんと苦しいですよね?

僕はよく苦しい状態に陥ってますが、先日こんな状況がありました。

東四局の親番中 ドラ七

五六七七九⑥⑦⑧4【5】白白白

この一向聴。うひひ

と思っていたら、下家がリーチ!

そして対面もリーチ!

2巡遅れて上家もリーチ!

おいおいマジか

そう思った時に引いてくるよねぇ~

五六七七九⑥⑦⑧4【5】白白白 ツモ九

七切れば聴牌。七はドラ。3軒リーチ受け身。
七は無筋。七切れば聴牌。七はドラ。
3軒リーチ受け身。七は全員に無筋。
七は全員に無筋。七は全員に無筋なんや・・・

ほんで実はその時、点棒状況はこんな感じ

自分(東):11000
下家(南):41000
対面(西):10000
上家(北):38000

その時の僕の思考
・親は僕だから、跳満あったらとんでまうな
・対面さんがどっちかに打ってもこの先厳しいな(ドボンだと三着)
・オカルティの主人公が「絶妙タイミング聴牌に罠!」みたいなこと言ってたな
・でもこれはむしろ上の二人から直撃するチャンスじゃね?
・満貫までなら飛ばないし。一発があるの上家さんだけやし
・完全安牌なんてないし。回りきれる自信もないし
・それにじっとしてての三着(ラス)って面白くないんだよね
・ていうか、わし4軒リーチ好きやねん
・この苦境を打開するんや~

と意気込んで3軒リーチの全員に無筋でドラのを叩き切って
「リーチ!」したのでした。


皆さんならどうしますか?


・・・・・


え?
その後どうなったかって?

大事なのは結果じゃなくて過程ですよ?

それでも結果が知りたい?

どうせ刺さったんだろとか思ってるんでしょ?


ふっ


ええ、刺さりましたよ。当然ね。
だって3軒リーチに無筋のドラですよ。
でも予想通り跳ね満はなかったですよ。
でも2人に刺さったんで飛びましたよ。ええ。
8000と3900ですよ。
つまり僕はすぐに苦しみから解放されたんですよ。

だから僕はその場でこう言ってやりましたよ。



「おかわりお願いします」とね。

終わり

報告してみる

2013-05-01 

どうも、こんにちは。樋口ですよ。

まあ、一応報告しときます。

マスターズ・・・ダメっした。

皆さんの「樋口ならきっとやってくれる!」っていう信頼と信用と期待と希望と夢なんかを裏切るかたちになってしまって申し訳も!

でもダメだったなりに奮闘したのでダイジェストでお送りしたいと思います。

マスターズのシステムはまず四回打ってポイントがプラスなら五回戦へ進めるのだが・・・

一回戦に痛恨のラス!
和了も放銃もない地蔵展開で△31.9p

二回戦。
頑張らねば!と、起家スタートでスタートダッシュ!
2600オール
7700は8000と調子にのる。
そして2000は2600で流されたあとの東二局。
タンピンドラ1を先制リーチ!待ちは三六だ!ドラは四でドラまたぎだ!
出ないだろうけどいいもん!ツモって裏1乗っけるもん!
と思ぅてたらあなた、6巡後に追いかけられちゃったやんか。
そしたら俺クラスは一発でつかむやんか。
よく見たら5枚切れ、且つ僕が1枚使っている⑤-⑧やんか。
⑤0枚の⑧2枚しかないのに一発で⑧つかむやんか。
でもリーチ(一発)のみなんすよね。で裏を見てみたら裏表示牌までもが⑧でさ、ラス牌一発でつかんじゃったよぉ~んとか思ってとほほぉ~んとか思ってたらこの人⑨暗刻やんか。

リーチ
一発
裏3


くたばれぇ~!って思うよね、人として。
俺がべジータだったら多分地球ごと吹き飛ばしてたね。

でも諦めるわけないよね。だって麻雀を呪うために東京に来たわけじゃないもんね。
(つーかまだトップ目だけど)
しかしその後12000横移動で簡単に捲られるよね。

そしてオーラス。僕は3400点差の2着目だ。
配牌から見えるのは断幺ドラ1。
(リーチ棒が出れば鳴いてツモってもいいなぁ)
そしてトップ目が早々に仕掛ける。ピンチ!
お、、俺だってほんとは仕掛けたいんだい!
でも当然の(?)ポン聴とらずのチー聴とらず。
そしてテンパリましたよ!パリましたよ門前で!
ここはやっぱリーチだな!でもどう受ける?

三四③⑤⑤⑦⑦234678 ツモ

場には④と⑤が1枚ずつ切られてる。
ここは嵌④でリーチじゃぁぁぁあ!

するとさすが俺クラス。

④を一発ツモで裏も1枚乗って3000・6000!!
やっほぉぉう!!
一回戦のマイナスを吹き飛ばすトップ!
なんと+32.0p!つまりトータル+0.1p!
やたーーー!プラスやーーー!

そして三回戦へ・・・

少し長くなってしまいましたので、続きはまた明日!
ばいちゃ!


報告してみる2

2013-05-02 

どうも、樋口です。

昨日の続きになります。
三回戦もほんと苦しかった。
あの有名な鈴木優プロがほんとしぶとかった。
東場で放銃し続けて南場で和了り続けてた。
オーラスは一般参加の方が45000点ぐらいのトップ目。
鈴木優プロが30500点。僕が30300点という状況。
トップ目のアマチュアさんが發を一鳴き。
僕は心の中で応援していた。
ツモってくれぇ~
なぜなら鈴木プロが親番だからだ。
300・500なら同点2着。400・700以上なら単独2着だ!
しかしなかなかツモってくれない。鈴木プロも攻めてる。僕も差を広げられるわけにはいかないからなんとか聴牌を取りに行く。
なんと3人聴牌でオーラス続行。
身体は緊張しっぱなしだ。
オーラス一本場。鈴木プロが早いリーチ。
くっ。行けない。
でもリーチ棒が出て単独2着だ。これでまさかの横移動もOK。
しかし鈴木プロ、引けども引けどもツモれない。愚形か?
そして待ちに待ったラス目がリーチ!
頑張れ!負けるな!
きっとツモってもラスだろうけど頑張れ!
で、応援もあってかツモられました、2100・4100高いよ!
でもまあよし。
2着で+4.2p。トータル+4.3p

そして四回戦。
軽く2回ほど和了り、ちょい浮きのトップ目。
このまま行けば五回戦へ進めるな・・・
そして南一局。
ラス目の中暗刻ドラ暗刻の対々12000に放銃する。
瞬間マジで泣きそうになる。
これは多分ベジータでも泣きそうになる。
でもまだ親もあるしそんなに離れてないから大丈夫!
と自分に言い聞かせる。
さらに南三局親番中。
ラス目のリーチドラ3嵌⑤にぶっ刺さり8000放銃。
か、、完全に終わった・・・
かに思えた・・・

オーラスには持ち点16900点。他3人は35000点前後。
跳満をツモれば一応3着にはなるが、それじゃポイントが足りないっっっ!
倍満以上が必要だ・・・

配牌は端に寄っていて、狙うなら門前混一かチャンタ三色かあるいは・・・

そう国士無双だ。

一応天秤にかけながら進めるも、4巡目からは国士へ一直線。

8巡目に二向聴。③を切ったら対面さんからポンの声。
次巡持ってきたのは白!これで一向聴!
対面さんありがとう!
と思ってたら対面さん白をツモ切り
なんだもともとツモってたのかよ。
俺のありがとう返して!

あとはだ。九も發も2枚切れ。

ドキドキしてきた・・・
起こるのか奇跡・・・
目覚めよ俺のスター性・・・

そして3枚目の九が上家から切られる・・・
それは是非チーしたいところだがスルー
(当たり前か)

四枚目よまだ出るな!
テンパれ!
テンパらせてくれぇ~

その二巡後に・・・

ツモ發

国士無双聴牌
九待ち

ドキドキ・・・

ドキドキ・・・

次巡・・・

ツモ!!

500・1000!

対面さんが断幺ドラ1を和了り、僕の今回のマスターズは終わった。

しかし終わっても僕はドキドキしっぱなし。
しばらくおさまらなかった。


おさまらなかったのでパシャってきました(笑)
撮影場所はちゃんと東京・新橋の雀荘ですよ。
(ちょっと恥ずかしかったけど)


今度こそ!
僕はリベンジを誓い、あとは応援にまわった。
うそです。ちょっとだけ観戦してすぐ飲みに行きました。
そのあとカラオケに行ってたら九州から唯一、小車プロが二日目に残ったとの知らせが。
すげー。

東京二日目。蒲田の雀荘でセットしました。
セットでボコボコにやられてたら、小車プロが決勝に残ったとの知らせが。
すげー。

東京三日目。泊まってた松戸を出て新橋へ。
決勝を観戦。小車プロを応援。
最終6回戦は小車プロを含む3人の着順勝負となった。
3人のうち一番上だった人が優勝だ!
その最終戦のラス前・・・

やべ!飛行機の時間だ!
後ろ髪を引かれる思いで羽田へ。

羽田へ向かうモノレールの中、小車プロの優勝の知らせを受けたのでした。

すげー。
おぐさん、おめでとーーー

あんた、マジすげーよ。

実は小車プロは僕が連盟に入るきっかけを作った人物と言っても過言ではないかもしれないかもしれない。過言かもしれない。そんな関係だ。
ま、僕と小車さんの話はまた今度。


よおし!僕もいつかタイトルとるぞー!

以上、樋口の第22期麻雀マスターズ結果報告でした。

ちゃんちゃん。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?