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デスクトップの画像(はたはた迷惑)

 いくつかのSNSをやっていると、何かのタイミングで使い忘れたり、書いているうちに論旨が変更になって、結局その画像について語らずに終わってしまって、結局アップロードされずにポツンとデスクトップに鎮座しているちょっとした醜いアヒルの子みたいなカットがたまにあります。勢いや思いつきで書いているので、今となっては(っと言っても画像の現像が8日となっているので4日前の話ですけど)この画像で何を書こうと思っていたかは分からないのですが、しかし面白いもので、ランチを食べて束の間の昼寝を貪って、ふとパソコンを立ち上げ、my Tuner Radioの定番としているフランスのラジオ局のAlouetteから流れてくる音楽を聴きながらプレビューしていると先日いつも潜っている海で撮影したアオハタが何やらアイデアを提示してくるのです。

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 このハタ科の仲間にはアカハタという魚がいて、釣り人の評判を聞くと非常に美味しいと言います。大概、ハタ科の魚はどんな料理法でも美味しいのは知っていますが、食べ比べをしたことは無いし、多分その魚によって「旬」が微妙に違うことは想像できるので、一概にどれが旨いとは言い難いと考えます。何年も前の話で恐縮ですが、ちょうど夏のこれくらいの時期に当時よく行っていた(もちろん自腹ではありません)お寿司屋さんで、白味の魚でお勧めを聞くと石鯛と真ハタと言うので初めて頼んでみました。どちらも甲乙つけ難く美味しかったのです。ところが、タイミングなのか何なのかは分かりませんが、その後はその時に食べた味に遠く及ぶことがなく、以降は残念な気分になるのが嫌で諦めてしまい、もぉ頼むのを止めました。

 アオハタくんが提示してきた話のネタですが、魚の名前に付く色のことです。一般的には、その魚の見た目から青だ赤だとつけられますが、和名に限ってはそれほど多くの色彩があるわけではありません。例えばクロ(黒)マグロだったりキ(黄)・シロ(白)・アカ(赤)アマダイなど様々です。

https://blog.goo.ne.jp/under-w/e/f05d922827d755cd5590fa813467bfb5

珍しいとこではルリ(瑠璃)ハタなんて言う美しい魚もいます。あとは部位の際立った色を象徴的に使用する場合もあります。キビレミシマやオグロクロユリハゼ、アカオビハナダイなど、凡そ使用されている色は、黒、白、赤、黄、青が中心です。

ハタ科は、黒と赤と青(地方名でキハタと呼ぶところも)、そしてチャイロマルハタなんて種もいますので、この科の魚は色彩に着眼して命名されたものが多いことが分かります。

https://blog.goo.ne.jp/under-w/e/5ad51cdcd4d95244a10f31aa62dfa85c

これは調べてみて知ったことですが、秋田県で有名な鰰(ハタハタ)は種類こそ違いますが、シロハタと呼ばれているそうです。もっとも、今でこそ資源量が回復傾向になりましたが、一時期は禁漁が続き、それこそ漁師さんが白旗を上げていた状態でしたからね。
上手いことを言ったところで、最後にシロブチハタのリンクを貼って終わりにします。興味を持った方は、色のつく魚の名前を探してみてください。

https://blog.goo.ne.jp/under-w/e/088f75a34f17ebcf760969fa5bd1342f

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