AIに期待すること
AIの話題を聞かない日はない。多くの職業を奪ったり、自ら課題を見つけ新しい発明をしたり、レポートや論文を書いてくれたり、AIが書いたレポートや論文を見つけたりするらしい。
ぼくの生活にもAIが多く関わっているのだろうが、今のところ自覚はなく、AI以前と変わらない毎日を過ごしている。
AIがそんなに優秀なのであれば、人に解決できない問題を任せたらいいんじゃないかと、ぼんやり考える。
外交も政治もAIがやればいい。ロシアとウクライナの政争の落としどころは、どこにあるのか。アップルでもグーグルでもいいから、それをAIにやらせてみないか。イスラエルとパレスチナは、どうすれば共生できるのか。権力への欲望や既得権益へのしがみつきがないAIは、人よりもすっきりした最適解を見つけてくれるだろう。でもやっぱり、人はそのプログラムが自分に有利になるようなものを仕込んだりするのだろう。
ダメじゃん、人!
架空の話を勝手に進行させて、一人で怒ってたりする。
いや、そんな人の思惑を超えた優れたAIは、仕込まれた某国や某氏に有利になるプログラムを自分で勝手に修正したりするのだ。それでこそAIではないか。やっぱすごいな、AI!
ついでに、世界の共通課題である格差についても、AIに解決を委ねたい。既得権益の根源にある暴力と略奪を暴いてやれ! AIよ。
頼むよ……。
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