コンポストのち畑 (2021.05.15)

2021年5月15日 16:02

昨年初夏に始めたダンボールコンポスト。

春になると虫たちは活動して明らかに生ごみの分解がスピードアップ。

コンポストでも啓蟄という季節に本当にうごめき始める自然の習わしを見て、やはり自然界の当たり前に生きる力とか逞しさみたいなものも感じてほほう～となったわけです。そして今でもダンボールコンポストは継続中。今この時も虫たちが我が家の生ごみをせっせと分解してくれています。ありがとう、虫。

さて、コンポストのブログでも記した通り、我が家には畑どころか庭もちょっとしたポーチでさえも土で覆われた土地がありません。すなわち、コンクリートのみ。唯一がプランター。(だからダンボールコンポストとなったわけ)

そんな住まい環境で土に触れる機会はほとんどないけど、子供達には自然の中でお野菜ができる仕組みを知ってほしい、ネットや本ではじゃなく、土に触れて、自分の体験として遊びながら学んでもらいたい、というのは親の欲目。

私はと言えばそのプランターもほったらかしでなかなか植物のお世話すらできないのだから、畑をする自信は皆無。でも畑とかあるといいよねぇ～と家族で意見を交わす日々でした。

そんな中、湖北の暮らしの案内所　どんどんさんから『どんどん畑一緒にやりませんか？』とお声がけいただいたのです。どんどん畑とは、どんどんさんの表にある畑スペース。テトラからも徒歩2～3分の場所。

家族はずっと『畑がしたい』と言っている。おまけにコンポストでできた堆肥の使い道としては最高なんじゃない…？

こりゃぁありがたいお話と即刻お願いしました。

そうして思わぬところから始まった我が家の、畑がちょっとだけ遠くにある生活。植えるなら何がいい？と話し合い決まったのがさつまいも。さつまいも大好物！そんなわけでどんどん畑に植えるさつまいもの苗と、プランター菜園用にイチゴとバジルとトマトの苗を(夫と子供が)調達し、ゴールデンウィークの晴れ間にみんなで植え付けに行きました。

その日はどんどん店長である、すみ君が待っていてくれて、相談しながら植える場所を決めて、草をむしって、土を耕します。

そして持ってきたコンポスト堆肥を土に混ぜて栄養たっぷり(のはず)な土に苗を植えました。