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ダンボールコンポストはじめました ( 2021.03.05)

昨年の8月からコンポストをはじめました。コンポストとは生ごみを土と混ぜて分解して堆肥に変えるという素晴らしいシステム。

家庭菜園やガーデニングなどで用いる堆肥を自分で作れるほか、家庭ゴミの量が減る→自治体のゴミ処理が軽減→無駄な焼却エネルギーを使わない→地球にも優しい、なんて、メリットしかないコンポスト。ただやっぱり手間がかかるんじゃないかと思いますよね。無論、私もそうでした。

出来るだけゴミを出さない暮らしを心がけていますが、地方都市の街中暮らしである我が家。敷地に土は全くありません。狭小家屋で少しある外も全部コンクリート。畑でもあればコンポストしたいんやけどなぁと考えてはいたのですが、畑の為に(いや、むしろコンポストの為に)引っ越せるはずもなく。そんなときに耳にした【ダンボールコンポスト】というもの。畑の代わりに、ダンボールに土を入れて生ごみの処理をするというもの。ダンボールコンポストはマンション暮らしでもやっている人が結構いらっしゃるとのこと。

とはいえ、躊躇もしましたが、エイっとやってしまったらいきなり【生ごみの出さない暮らしのはじまり】家庭ごみの中で生ごみってかなりの量を占めています。それがなくなるのだから一気にゴミの量が減りました。

が、我が家では以前より野菜くずはベジブロス(※野菜だし)にしていたからもともと少なかったんですけど、出汁を取った後はやっぱりゴミとなるわけで…

※ベジブロス…野菜くずを冷凍保存して一定量溜まったらお鍋で10分くらい茹でて、野菜を濾して水分だけのだしをとる。(自己解釈で適当です)

出来上がったベジブロスは煮込み料理などに使用。わたしはできたベジブロスを製氷機で冷凍していつでも使えるように保存しています。

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(写真、インスタに確かアップしてたぞと拾ってきました)

話題がずれましたが、ひと昔前の人たちはみんな野菜の食べれない部分がゴミなんていう概念はなかったはず。そして都市部でない限り土が身近にある生活だっただろうとおもいます。そう思うと今は不自然な世界に生きているのかもしれないなぁと感じたり。

さて、古着店のブログなのに、もしダンボールコンポストに興味持ってくださった方がいらしたとしたら。

まず揃えたのが手ごろなサイズのダンボール。それなりに深さのあるもので、最初は2リットルペットボトルの段ボールを使いました。

そして、腐葉土、米ぬか(以前は精米所で「ぬかはご自由に」って感じだったのに最近はもらえなくなっている印象です)、あとはダンボールを覆う布地、シャベルくらい。

1.ダンボールの隙間の穴などをガムテープで閉じる

2.底を厚くする(新聞紙1日分を敷いたり、もう一枚ダンボールで底を重ねたり)

3.腐葉土と米ぬかを混ぜ入れる

4.真ん中に穴を掘ってその中に野菜くずを入れて、土で覆う

5.ダンボールの蓋をして、布地でダンボールごと覆う

次の日からは生ごみを入れる際に土をしっかり混ぜてから4.野菜くずを入れる の繰り返し

キッチンで琺瑯の蓋つき容器を野菜くず入れにしています。ボウルに置いていたこともあるけどサボって日をまたいだりすることもしょっちゅうあるのでやっぱり蓋つきがベター。

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本当はタマネギの皮は分解しにくいとか、バナナの皮も小さく切るといいとか、珈琲豆のカスはあまりよくないとかいろいろあるみたいですが、わたしはあまり細かなことは気にせずにやってます。珈琲豆のカスも入れてるし、小さく刻んだりもできる時だけ。

私は始めたのが8月で暑さ真っ只中の時。

早速次の日からダンボールがほんのり暖かくて微生物が生きているのを感じました。

水分が多くてダンボールがへなへなになって入れ替えたり、コンポストの中に虫がウジャウジャと出て慄いたりもしましたが、虫も生ごみを食べて分解してくれているので虫がいなけりゃ分解もできないと思うと全く嫌じゃなくなりました。

冬になって寒くなってからはやっぱり分解スピードがガタ落ちして、あの虫たちがまた現れてくれる季節を待つほどです。

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水分が多くなったり分解が悪くなったりしたら米ぬかを足すとよいとのことで1度足し、そして今は2代目の段ボールコンポスト。一代目は熟成中という名の放置中。でもたまに混ぜてます。暖かくなったら堆肥として使ってみようとおもいます。

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ちなみに、ダンボールを覆う布は古着のポリコットンのもう使わないTシャツを利用しました。伸縮性があって、ダンボールにぴったりです。紐なんか使わなくてもぴったりと覆うことができておすすめです。90年代とかのコットン100じゃなくて、ポリコットンがおすすめ。

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裏返してアームホールとネックと縫って余分な生地はカット。ダンボールの大きさにもよるし着古したTシャツの大きさにもよるけど、適当なものがありそうな方はぜひ活用してみてください。

そんなわけで古着がまさか最後に思わぬ形で登場しましたが、全くお店ともファッションとも関係ない今回のブログでした。

ご覧いただきありがとうございました。

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