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区分(2区分・3区分・4区分)

かなこの星Memoは
「テキストとして綺麗にまとめたもの」というより、西洋占星術に関する知識・私の体感や主観・埋もれがちな過去記事(旧ブログ含む)へのリンク集、といった感じのMemoです。
随時追記していく予定。
te to tutiの星読み講座テキストの内容を一部含むことがあります。

以下は西洋占星術の「区分」に関するメモです。4区分のメモが多めです。



◆2区分(男性宮・女性宮)

陰陽をあらわす

【男性宮】
牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座
外側に意識が向かう、行動力、自己表現、自己実現、積極性がある、男性的

【女性宮】
牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座
内側に意識が向かう、受容的、自己抑制、内向的、安全安心を大切にする、女性的



◆3区分(活動宮・柔軟宮・不動宮)


【活動宮】
牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座
始める力
決断力、指導力、組織や人の上に立つことに向く、休むことを忘れがち

【柔軟宮】
双子座・乙女座・射手座・魚座
順応する力
自分の生活のために働く、自己矛盾が多く迷いがち、多芸多才

【不動宮】
牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座
継続する力
忍耐力、持久力、自分が望むもの(財力など)を掴み取るために働く、頑固


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3区分と4区分で見る「シグネチャーサイン」↓





◆4区分( 火・水・風・地 )


【火】
牡羊座・獅子座・射手座

〈気質〉
直感重視、情熱的、活動的、主観的、哲学的、創造的、野心的
バイタリティーが高い、意志や方向性を明確にもつ、内側から湧き起こるパッション(直感)で動く、勇気がある、行動力がある、個性が強い
〈ネガティブ面〉
短気、怒りっぽい、自己中心的、論理性や冷静さを欠く

〈起こりやすい身体症状〉
炎症、熱、頭痛、体温調節の障害、熱射病、目の不調、肝臓障害、消化器の不調

【水】
蟹座・蠍座・魚座

〈気質〉
感情重視・共感力・霊性
感受性豊か、受容的、流動的、優しい、内気、人の気持ちに敏感、無意識との繋がり、直感に優れる、好きか嫌いかの感情(フィーリング)で判断する
〈ネガティブ面〉
感情をためこんだり流されたり、執着、依存、不安定、意志の弱さ、客観性に欠ける

〈起こりやすい身体症状〉
むくみ、肥満、月経不順など生殖器系の不調、リンパ、ホルモンバランスの乱れ、エネルギー不足、寝過ぎ

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【風】
双子座・天秤座・水瓶座

〈気質〉
理論性重視・客観的・社交的
適度な距離感を大切にした社交性の高さ、知的、軽やかで速い動き、自由、情報通、話し好き
〈ネガティブ面〉
飽きっぽい、理屈っぽい、落ち着きがない、情報過多、感情を置いてけぼりにしがち

〈起こりやすい身体症状〉
神経系の疲労や不調、アレルギー、自律神経の不調、不眠、循環器系・血行に関すること、皮膚への症状が出やすい、咳、喘息

【地】
牡牛座・乙女座・山羊座

〈気質〉
感覚(五感)重視・具現化力・堅実
ものごとを実現する力が強い、スタミナタイプ、現実的、忍耐力、継続力、感覚機能に優れる、形のあるものに価値を置く
〈ネガティブ面〉
抑うつ、無気力、慎重になりすぎる

〈起こりやすい身体症状〉
歯・爪・骨に関すること、慢性的な症状、結石、筋腫、便秘、食べ過ぎ、痩せ過ぎ、乾燥、皮膚に関すること、聴覚障害

〈アロマ〉
シダー、パチューリ、サイプレス、アンジェリカルート

自分の性質のバランスを計算してみよう

①太陽・月・ASC <各3点>
②水星・金星・火星・木星・土星 <各2点>
③天王星・海王星・冥王星 <各1点>
④MC・IC・DC <各1点>

見る書籍やサイトによって計算方法は多少異なります。これは私なりの計算方法です。

・はじめは①②だけで計算してみる
(①②は自覚しやすいので)

私の場合
太陽 魚座→水に3点、月 双子座→風に3点、ASC 蟹座→水に3点
水星 水瓶座→風に2点、金星 水瓶座→風に2点 etc…といった具合に数えて合計数をみると、
水8点・風11点・火と地は0点になります。
「風強め人間」です。

さらに「ASCのチャートルーラーには+1点」してもいいでしょう。

・③トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)も計算に入れてみる
トラサタは個人への影響は感じにくいので省いていいと言われることが多いのですが、特に個人天体にトラサタがアスペクトしている場合はトラサタの性質が強めに表に出てきますので
「①②の天体に対してメジャーアスペクトがあるトラサタには+1点」してもいいでしょう。

・④ MC・IC・DCも計算に入れてみる
ICやDCは自覚しにくい部分ではないでしょうか。ICは意識の根底にあるもの。DCは人と関わっていく中で育っていく性質です。(結婚を機に出てきたりする)

さらに「カルミネート天体には+1点」してもいいでしょう。

・ハウスも計算に入れてしてみる
さらに深掘りするならば「ハウス」にも意識を向けて加算してみるといいでしょう。

火のハウス→1・5・9ハウス
水のハウス →4・8・12ハウス
風のハウス →3・7・11ハウス
地のハウス →2・6・10ハウス

ハウスに天体が入っていたら+0.5点

ハウスは、天体がもつエネルギーよりは影響力は低く気づきにくいかもしれませんが、「無いと思ってたけど意外と持っているもの」に気づけたりします。

私の場合
太陽9ハウス→火に+0.5点
月12ハウス→水に+0.5点
と数えていくと
合計で火1点・水2点・風0.5点になります。
(トラサタは入れなかった場合)
地はここでも0ですが^^;火は少しありました!

「特定のエレメントが多い場合」
例えば、風が多くて水が少ない場合であれば
論理性(風)が強くて、感情(水)を抑え込んでしまいがちになる(こんなこと言ったってしょうがないよね・・みたいな)といったことがその人の癖として表れることも。そこが長所でもあるのでうまく使っていきたいところ。

「特定のエレメントが少なかったり無かったりする場合」
無意識に努力して自分で補っていたり、まわりの人がサポートしてくれていたりする(そういう人とのご縁がある)。
どうしても人は欠けている部分があり、無いものは人の手を借りることも大切で、ギブ&テイクです。



個人的な体感としては
・ジオセントリックで見た場合と、ヘリオセントリックで見た場合では性質に違いを感じる。宇宙意識強めで生きている人は、ジオだけで見るとしっくりこないこともあり得る。
(私はジオだと地&火が少ないが、ヘリオだと地&火の要素を強く感じる)


ヘリオとジオについて↓



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