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ReBranding #002

今回はリブランディングをしようと、そこに至るまでの経緯のお話。

経緯として、コロナショックをきっかけにここ3ヶ月くらいは改めてお店のこと、
理念やコンセプト、存在意義など原点に立ち返りいろいろと深く考えたり、
あとはお店のスタッフたちとも幾度と対話を重ね、この先についてどうするべきか、どんなお店にしていきたいかなど歩調を合わせながら話し合うことが出来ました。

まず、今がどうかと言えば、(いろんな点において)決して悪いわけではないし、
コロナ禍にあってもむしろそこそこな感じがずっと続いていて、
でもこの先もこれで良いかと言うとこのままでは当然ダメで、
なんというか、無意識の内に惰性で走ってしまっていて、ふと気づくといろいろ中途半端な感じになってしまっている。
(「そこそこ」というのは実はやっかいな状態で、良くも悪くも気付きにくく、錯覚しやすいし目を凝らさないと真の課題に対しては見えてこないので一番やっかいだと気付く)
コロナショックが起きて、その変化に対応したりまずは生き残るためにといろいろとやってきているのもあり、少し本来的ではない日常になってしまい。
でもそれを経て、どんな時でもまずは原点や理念を大切に、または自分達の考えをしっかり持っていかなければと、
むしろ今このタイミングで進化が出来なければ先は無いんじゃないかと思うくらい危機感も湧いてきました。

そして、この新たな時代において、街に、人に、本当に必要とされるような存在になるためには、または「そこそこ」ではなく、「深く」お客様に愛されるお店になるためには、まずは自分達自身がお店の全て、料理や空間や考え方、自分達の仕事の全てがお客様以上に愛せるかどうか、日々やりがいを持って濃密な時間を過ごせるか、自分たちにとって一切妥協なく自分自身で素晴らしいと思えるブランドを作り上げたいという心が大切で、基本といえば基本ですが、その基本を改めて全員で目指したいという心情な訳です。
これまでもちょっとした変化はたくさんありましたが、今回はもう一歩根本から見つめ直していこうという決意でもあります。

これがリブランディングに踏み切ることになった経緯です。

〜次回に続く

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