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初イベント、初サークル参加の記録(自作ゲームオンリー体験会)

※注意※
R-18タグをつけている記事です。未成年の閲覧はご遠慮ください。
R-18なのは成人向け作品で参加したからです。

ゲームを趣味で作っているものです。(自己紹介)

「新作の進捗がよろしくないな~!他のゲーム作ってる作者さんの進捗でも見てモチベあげちゃお~!」と怠惰にマウスをカチカチしていたところ、こんなイベントを発見。

じ、自作ゲームオンリー!?体験会!?
未完成・完成問わず!誰でも出店できて!オンライン!しかも参加費無料!

いつもなら「たのしそ~」で終わるところなんですが、今回は脳がバグったのか、こんなことを思いました。

「頑張れば……今作っているエロゲの体験版出せるのでは?」

(※この時点でイベント開催まで2週間をきっています)

イベントなんてこれまでろくに参加したこともなく、ましてや出展側なんてどうやればいいのかさっぱり……という状態でしたが、

「まあ間に合わなくても今まで作ったものがDLできるURLがあればいいんだしな……」

と、よくわからない強気の思考に持っていかれてしまい、気づけば参加表明しました。

結果だけ言うと、
「めちゃくちゃたのしかった」
「モチベにつながった」
「いろいろ勉強になった」

と、最高によかったイベントでした。

以下は具体的な感想とかです。


①自覚0から始まるサークル参加

「ゲーム作者」「ゲーム並べてるサイトの運営者」という自覚があまりないままやってきているので、まずサークル参加の時点でジタバタしていました。

ジタバタしてしまった内容としては3つ。

(1)はじめてのサークルカットとお品書き
(2)サークルって……当日までなにするんだ!?
(3)己の作品のジャンルがわからない

こんな調子でも参加できたので、「これからサークル参加してみたいな……でも詳しくないしな……」って方は心配しないでください。

大丈夫だ。


(1)はじめてのサークルカットとお品書き

サークルカット……!?実在していたのか……!!

「選ばれしすごい人がイベント前に出してるあれ」のイメージなので、「自分がサークルカットを描く……?」と最後まで疑問符を浮かべながら描いてました。

このサークルカット、「どんなサークル」で「どんなジャンルのゲーム」を作っていて「どんなビジュアルイメージ」なのかを表現しなければならないので、かなり気を使います。
情報の取捨選択苦手人間がやることじゃないよ!

なんとかできたのがこれ。

画像1

う~~~~~~ん、自分の絵!自分のキャラクター!

最初成人向け表記入れるのを忘れてて主催者様に連絡受けてから後から入れました……
ありがとうございます主催者様……

あとお品書きはこれ。

画像2

多。もったいないので11作品全部載せてる。

縮小拡大しすぎてそれぞれの画面を拡大して見るとえらいことになってます。
全部気に入ってるから厳選できなかった。

値段表記は簡単でした。全部無料!

実際描いているときと外部から見たときだと印象が結構違うようなので、今後サークルカットとか描くときは気をつけようと思います。


(2)サークルって……当日までなにするんだ!?

用意しておわり!でもよかったんですが、周りを見ていると宣伝したりスペースの外装を変えてみたりと、いろいろなことをされてるんですよね。

オンラインイベントなのにスペースの外装?と思われるかもしれませんが、このpictSQUARE、お店(サークルスペース)の外観(内装)を変えることが出来ます。

……内装も考えなくちゃならねえ!!!!

今回はたまたまウディタのデフォチップ改造でつくった作品があったのでそっからいじくり回してそれっぽくしたんですが、いざ会場で他のサークルを回ってみるとイラストを使ったり、全部自作だったり、なんかいっぱいいたりとそれぞれ工夫が凝らされていました。

ぐっ……分かってたらもっとこだわりたかった……!
(※もっともそんな暇はなかったんですが……)

あとこういうやつもあるみたいです。

ぶ、文明…………!!!


(3)己の作品のジャンルがわからない

当たり前ですが、同人イベントにおける「エロ」は、男性向けか女性向けかでジャンルが分かれます。それでサークルスペースの設置も決まります。

ですが、今回体験版として出すエロ、どっちの要素もあるんですよ。

どういうことかというと、今回体験版で出す初めての成人向け作品「うつりぎアタルパ」はこういうコンセプトだからです。

可変両性無性エロゲ。

Q:可変両性無性エロゲisなに?
A:性別可変(無性→両性)キャラクターと両性キャラクターと無性キャラクターがそれぞれひとりえっちしたりふたりでえっちしたり最終的に3Pするゲームだよ

Q:表現が男性向けとか女性向けとかあるじゃん
A:個人的にどっちも混ぜたような表現だと思っているので難しい、スチルの構図やエロ展開は男性向け寄り、話の内容や関係性は女性向け寄りかも、と思っているけど本当にどこで分類していいのがわからん助けてくれ

と、まあ己の性癖が分類できねえ~~~~~~となったのでここは本当に悩みました。

最終的に、

一般向け
(配布予定の体験版ゲームはR-18ですが、
男性向け・女性向けの両方の要素を含みます)

となり、一般向けだけど成人向け作品を配るサークルという、なんだか不思議なサークルになりました。
主催者様にはご迷惑をおかけしました……(配置は主催者様がしてくださってます)

これについては、これからも悩み続けます……


②これが修羅場ってやつか……面白えじゃねえの

面白くはないですね。

フニャフニャ~としか練られてなかった新作の序盤を一気に体験版として出すのはやっぱりきつかったです。当たり前だ。

まず、ノベルゲームの体験版といってもやることがいろいろあって……
・文章(シナリオ)
・立ち絵
・スチル
・タイトル画面
・BGM
・説明書
・スクリプト

で、エロゲなので、当然エロ部分を体験版にしたいこともあり、注意書きを入れたり大事なところにモザイクをかけたりといろいろと追加でやることがありました。あと、ルート分岐が早々にあるゲームだったので、選択画面とかの設定も必要だった。


平日の時間をぎりぎりまで使っても体験版出せるかどうかの大博打……



ということもなく、実際は前日までちゃっかりゲームしてたりしてました。

アークナイツは最高だぜ!!!!!!!!!!!

前日もちゃんと仮眠はとってたので、考えてみるとそこまで修羅場でもなかったのか……?

でも、シナリオに向き合ったり、スチルに向き合ったりしてるときは修羅場と感じてたので、やっぱり修羅場だったんでしょう。

焦れば焦るほど「エロさが足りないのでは?」となって無駄に引き伸ばし始めるという悪癖もわかったので、本公開版はじっくり時間をかけて最強にえっちな文にしたいです。

まあ体験版もえっちだが……(クソデカ自信)

ちなみに一番焦ったのは完成したのにティラノスタジオ側で上手く出力されずにイベントの時間が来てしまったことです。

イベント前に余裕をもってファイルを準備しような!!!!!


③焦りと喜びと満足感のイベント当日

で、イベント当日。

序盤はウオオオ出力ができねーーーーー!と体験版の設置でいっぱいいっぱいでしたが、出してからはいろんなサークルの作品を片っ端からDLしたり、気になっていた作者さんの限定体験版や新作に触れてみたりと、楽しんでいたらあっという間に終わっていしまいました。

pictSQUAREのオンラインイベントがどういう感じかと言うと、

ここからこんな感じ。デモ会場で誰でも体験できるぞ!

実際のイベントだと、それぞれのアバターがわちゃわちゃ動いたり、コメントしたりと結構画面が忙しいことになります。

ただ、ものの受け渡しに本人がいなければならないということもないので、お金のやり取りや盗難にはオフラインイベントより苦労しなそう。

また、コミュニケーションが苦手でも「書き込みボード」と呼ばれるサークルごとにおいてある掲示板でコメントのやり取りができます。

つまり……自分のペースでイベントを楽しむことが可能!最高!

あと、別に顔合わせるわけじゃないから飲食も服装も自由。
イベントなのに服に気を使わなくていいのか!?

文明の利器、ありがてぇ~!イベント楽しい~!と存分にはしゃぎ回りました。


④まとめ

pictSQUAREのオンラインイベントは!いいぞ!

今回のイベント参加はとても楽しく、モチベも上がりましたし、また機会があれば(そしてなにか新しいものが作れれば)参加したいな~!と思いました。

「自作ゲームオンリー(体験会)」主催者の小橋ハコ様、サークル参加の皆様、来場者様、コメント、反応をくれた皆様、本当にありがとうございました。


ということでこれから「うつりぎアタルパ」の制作に戻ります。
完成まで頑張るぞ~~~~!