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「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」を読んで、同い年だけどすごく勉強になった

今日は朝から特に予定がなかったので、買ってからずっと本棚に眠っていた本を読んでみた。

本のタイトルは、

「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」

著者はkemio(けみお)だ。

調べてみると同い年らしい。

この本を読んでみて心に響いた部分というのを抜粋してみたいと思う。

友達や居場所なんて探さなくていいんじゃね

友達や居場所を「探しなさい」とか「見つけなさい」という人もいるけれど、その言葉によって苦しくなる人がいるというのも事実だ。

友達や居場所を見つけなきゃ!という脳みそになってしまうと、我慢してでも今いる場所に収まろうとしてしまう。

自分を殺して見つけた居場所は、最終的に自分を苦しめる居場所になるだろう。

自分が違うなと感じたら、その場所を飛び出すことも時には必要だ。自分が今いる場所が世界の全てではないし、死ぬまでそこにいる義務なんて一切ない。

小学生の頃、学校という世界がこの世の全てだと思っていた。しかし今になってみると、「なんて狭い世界で生きていたんだ」と感じる。

無理して今いる場所で居場所や友達を作る必要なんてないのだ。

自分にとって本当にいい居場所というのは「自分を大きく見せずにいられる場所」と本では述べられている。

見栄を張る必要がない場所というのは非常に居心地がいい。
そういう居場所を作っていると、他の居場所でディスられても「自分には居心地のいい場所があるもんっ!」と、心に余裕が持てるようになる。

男女の友情とか別カテゴリにしてる時点でナンセンス。ホモ・サピエンスとして人間関係作ってよ

男女で友情が成立するのか?というのは昔からある議論の一つだが、この答えに関しては人それぞれだから、正解はないと思っている。

成立するという考えを持っている人もいるし、成立しないという考えを持っている人もいるだろう。

俺自身としては男女の友情は成立するもんだと思っている。
人が友達になる時に必要なのは、「男か女かではなく、自分が好きなものを共有できるかどうか」で決まると思っているからだ。

タイムマシンなんて永遠にないから、今やることのジャッジとか、何をやるかは賭けでしかなくてウチら一生ベガスなう

「今それをやるべきだ」「今はそれをやる必要がない」というのは、いちいち通知はこない。
通知が来ていたら、必要ないことはやらなくていいので人生が効率化していくだろう。

しかしそんなことはない。必要だったかどうかは後々分かるものだ。

今目の前にあるものが将来必要になるのか必要にならないのかは、目の前にある時にはわからないものだ。

今やるかやらないかは賭けでしかないのだ。

今はこれをやる必要がないだろうという決断をしても、将来やっておけばよかったという場面は少なくない。

学校の勉強なんかも、その当時は「こんなもの将来なんの役に立つんだよ」と思っていたけれど、「あの時ちゃんと勉強すればよかった」と思う時が来るかもしれない。

そうなったらもう必要と分かってから勉強をするしかない。

自分が「昔やったこと」「昔やらなかったこと」については、今の自分が責任を持っていればいいだけだ。

振り返ったら「あ、充実してた」みたいなhappyendで締め上げる

昔から計画を立てて物事を進めるということが苦手だ。

思いついたらやってみるという性格なので、そこに計画性なんて一切ない。
今を楽しく生きることを常に考えているみたいな感じだ。


今が楽しければいい。「あとのことは未来の自分任せた!」みたいなノリで生きているので、周りの人に迷惑がかかっているかもしれない。

でもどっちがいいのだろう?

もちろん将来のことを考えて逆算で今やるべきことをやるというのは、素晴らしいことだと思う。
例えそれが自分がやりたくないことでもやっている人は、俺からしてみれば尊敬に値する。

絶対にうまくいくなんていう保証はどこにもないのに、今の楽しみを犠牲にしてやりたくもないことをやる。というのはものすごいことだと思う。

しかし、人生を楽しむというのに特化するのであれば、今自分が楽しいと思うかどうかを軸にしておいて方が、俺には向いていると思う。そしてそういった毎日を過ごしてみると、後々「充実してたな」なんて思うことができる。

まとめ

自分と同い年の人の本を読んで、いろいろなことを勉強させてもらった。

本自体は独特な言い回しが多々あるから、最初の頃は読むのが苦労したが、読むにつれてその言い回しにも慣れて、いつの間にか読むのに夢中になっていた。

ここで紹介した以外にも、色々考えさせられる内容がたくさんあり、同い年なのにすごいな〜と思う。

今の若者世代にもウケる内容になっているから気になった人はぜひ読んでみて欲しい。

今日はこんな感じっ!!



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