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祓除:考察

考察材料・メモはこちら

動画

※ 上記サイトでチケットを購入することで 2023 年 12 月 2 日まで見ることができます。

祓除

以下で考察を書いていきます。
私もどう解説していいかわからないんですけれども、これ御覧頂いた方々百人が百通りの解釈があると思うので、その感想を大事にしていただければというか・・・


考察

全体

今回のイベントの事象は3つのジャンルに分けられるように見えました。
1つ目は、祓除でチャンネルを合わせることによって見える霊
2つ目は、表の歴史、裏の歴史で示されている平行世界
3つ目は、上の2つに当てはまらない怪異、もしくはフェイクです。

祓除師について

祓除師の今回の目的は、祓除を行った、もしくは見た人を霊の見えるチャンネルに合わせることかと思われます。

事前番組内で紹介されたハガキの中には、特定の映像を放送することで"段階"を上げるような意味の文面がありました。
また、段階が下の人間は"子供"、段階が上の人間は"飛行機の操縦士"のような意味合いの言葉も含まれており、上の段階の人間ほど能力が高いことも示していると思えます。

祓除師はこの段階を超えた人間に見えます。
現在、祓除師は自分だけがオーラや見えざるものが見えるようになり、恐怖や孤独感を感じていると事前番組で話していました。
よって、祓除を通して段階を超えた人間を増やし、自分の孤独感や恐怖を薄めたいと考えたのではないでしょうか。

また、今回流された映像の殆どは祓除に関係の無い映像だったと考えます。
祓除師がそれっぽいことを言っているのは視聴者の私たちのチャンネルをあわせるためのハッタリだったのではないでしょうか。
それについての細かい考察は以下のそれぞれの項目で記載したいと思います。

映像1 (ショッピングモール)

この映像自体には怪異は存在していなかったと考えます。
実際、映像内で確認する限りなにかおかしなものが映っている様子はありませんでした。
また、最後に霊が現れたと祓除師が語ったタイミングに全員が無言で走って逃げています。さらに明らかにすでに人がいる場所にたどり着いたあとも走り続けていました。
霊が追いかけている状況の場合、全員が無言というのは不自然です。
また、すでに人がいる状況の場合周りに助けを求めるのでは無いでしょうか。
無言かつ、周りに助けを求められない状況としては立ち入り禁止のエリアに侵入し店舗の管理者に見つかった場合が考えられます。

テレビ東京としては、結果映像が不気味なものとなったため、今回の祓除に利用したものと考えます。
祓除師としては、この映像をチャンネルを合わせることで霊が見えるようになる、ようするに視聴者がチャンネルにまだ合ってないことを示す例として利用し祓除を進めやすくしたのではないでしょうか。
最後に、もう一度この映像を流さなかったところからも祓除師の話がハッタリである可能性が考えられます。

映像2 (風船)

この映像はフェイクもしくは全く祓除に関係の無い映像だったと考えます。

上記映像は普通に見ると、家族が山から昇る風船を見つけた結果、風船に上空へ連れて行かれた映像に見えます。
また、上記の説はMOディスク内に家族の落下死体が含まれていたという証言からもそう思わせられます。

しかし、実際に映像内に映っている最初の家族が歩いている道の背景と、空中からの映像に映る街の様子が一致しないように見えます。
前者は非常に山っぽい場所なのに対して、後者は都会的に見えます。
また、MOディスク内に死体画像が含まれていたという話も投稿者の記憶のみであり、検証は行われておりません。

また、祓除師のこの映像に対するコメントもふわふわしていて中身のない話ばかりでした。
そのため、この映像はフェイクだったのではないかと思われます。
もし、フェイクではなかったとしても少なくとも祓除師には必要のない映像だったのではないでしょうか。

映像3 (母親のニュース)

この映像は本物であり、祓除された映像と考えます。

まず、このニュースの不審な点は娘が信用できない点です。
最初から挙動不審かつ、祓除に非協力的に見えました。
また、ニュースの内容からも自分の母親が一晩帰ってこないのに家から自分の母親のパート先のスーパーまでの道を探さないなんてことがあるでしょうか?
このことから娘にはなにか後ろめたいことがあると考えられます。
結果、罪悪感からかはわかりませんが映像内に母親の姿を見るようになったのではないでしょうか。
しかし、今回映像が祓除されチャンネルがあったことにより本当にニュースに映っていたものの姿が見えるようになり、最後はあのように動揺した状態となってしまったのではないかと考えます。

あの映像に映っていたものが母親かどうかについては、実際に今回の祓除としては関係なかったのではないかと思います。
祓除師の目的はあくまでチャンネルを合わせることで霊を認識させることのため、あのように霊が見えた時点で祓除は完了したものと考えられます。

個人的には、娘が母をなんらかの結果殺してしまったのではないかと考えているので、あの映像に映ったものは母親で、娘が母親と今まで思っていたものは幻覚だったのではと考えています。

映像4 (赤ちゃんとドライブ)

この映像も祓除自体とは関係のなかった映像と思えます。

この映像に映っていた怪異は"ガチの不審者"か"平行世界に移動した"ことが原因で発生していると考えられます。

ガチの不審者説

この説では、スウェット姿の男性と”赤ちゃん”が同一人物だったと結論づけています。

スーツ姿の男性が車に乗り込んだ際、”赤ちゃん”には気づかず、Uターン時に声を聞いて初めて気づきました。
このことより、スーツ姿の男性は助手席、”赤ちゃん”は後部座席にいたものと考えられます。

スーツ姿の男性に問題が起き、車が停止した際、スウェット姿の男性が飛び出したあとすぐに車が発進しました。後部座席の人間が運転席に移動することはあのスピードでは行えないと思えます。
車を一度出て、運転席に移動するにはドアの開閉音が二回だった時点で不可能です。

最後に、車がスウェット姿の男性に近づく度赤ちゃんの声が小さく聞こえました。
車の内部から赤ちゃんの声が聞こえているにしては小さい、かつスウェット姿の男性が車から離れているときは聞こえないため、”赤ちゃん”の正体はスウェット姿の男性だったと結論づけられます。

平行世界に移動した説

上記の不審者説だと、Uターンした際に元々スーツ姿の男性が乗っていた車がなくなっていたことに説明が付きません。
よって、車がなくなった理由としては平行世界に移動した説を挙げさせていただきます。
映像2 (風船)の解説の際に祓除師は裏の歴史、表の歴史について語りました。
これは平行世界を示していると考えられます。
後ほど書く、映像6 (地下シェルター)でも平行世界について考察いたしますが、同様の現象がここでもおきたのではないかと考えます。

祓除と関係ないと考えた理由としては、映像1と同様に祓除師の解説が非常にチャンネルを合わせることに重きをおいていたことが挙げられます。
これも赤ちゃんの声が聞こえている人間はチャンネルが合ってきていると話し、問題の解決よりも祓除の進行に意識をおいているように見えます。
しかもさっさと次に行くように指示も行っています。
よって、祓除師からするとこの映像はあくまで祓除の達成に利用するためだけの映像だったのではないでしょうか。

映像5 (監視カメラ)

この映像も祓除には関係のない映像と考えます。
また、怪異はなく投稿者側にも問題があったのではないしょうか。

この映像の不審な点としては、監視カメラの映像をスマホで再度直撮りしている点、監視カメラの映像の画角が日によって変わっている点です。

監視カメラの映像に振られている日付では2009年ごろの映像とされていますが、当時はスマートフォンの普及率は1%程度でした。
また、日によって大幅に自転車が止まっている数が異なります。同じ平日にもかかわらずここまで自転車の数が異なることがあるでしょうか?
よって、監視カメラに振られているこの日付は信用できなくなります。

画角が日によって変わる理由としては二通りが考えられます。
一つは投稿者側が移動させている説、もう一つは映像に映っている女性が動かしている説です。
前者の場合、仕掛けているのは投稿者なのでそこまで異常はないですが、後者の場合女性はカメラに気づいていることになります。
そうなると抜粋(3)で笑っているように見えたことも説明が付きます。

同じ時間、同じ場所に女性が歩いているだけで監視カメラを設置することは正直異常です。また、通常働いてるであろう午後3時半ごろに特定の場所を常に見ていることもあまりないでしょう。
このことから投稿者は異常に撮影対象の女性に執着があったと考えます。
また、対称に女性も同じ服を常に着ている、足取りがおかしいなど不審な点が見られます。このことから女性も何かしら問題を抱えているのではないでしょうか。
上記の考えから、私はこの映像はストーカー vs 変な人の戦いの記録だったのではないかと考えます。

この映像に関しても祓除師は、明言を避けているように見えました。
よって祓除とは関係のない映像なのでしょう。

映像6 (地下シェルター)

こちらも同様に祓除とは関係ない映像だと考えます。
ただし、平行世界とは関係があったと考えます。

この映像の最初にシェルターの入り口の画像が示されました。また、A氏の死体画像も示されています。(正確にはまだ生きていたそうですが)

シェルターの入り口の画像からは周りが異常なほど倒壊していることが見受けられます。
これは行政の取り壊しによる倒壊ではないと考えます。
理由としては、映像内でドアが開かなくなっている描写がありました。これはドアの外に瓦礫が積もって開かなくなっていると考えています。

また、1999/7/15と記載されていた映像の中で爆発音が聞こえました。
よって、この映像の中の世界では実際にノスタルダムスの大予言が的中しなんらかの不幸が起きたと思われます。
日本で、1999年7月15日に爆発事故が発生したという記録は調べた限りではありませんでした。
X(旧Twitter)などでは海外説などが囁かれていましたが、安川コントロールのカレンダーをわざわざ海外で利用するとは思えません。

上記理由より、映像は平行世界での映像であり何らかの理由で、現在の世界線に地下室ごと移動してきたものと考えます。

最後に、8/5の時点でカメラが故障したような描写があり、その後からカレンダーとカメラの日付に齟齬が生じています。
A氏の衰弱具合や髪の伸び方もカメラ上の日付の進み方とあっていないように見えます。

上記の内容から13年生きながらえた謎については、非常に弱い説ですが、平行世界が重なった結果時間に歪みが生じたのでは無いかと考えます。

事前番組

上記考察を踏まえて、事前番組の考察を行います。
チャンネルを合わせることは、上の段階に上がることと祓除師についての欄でも記載しました。
この事前番組は、要因1、2の内容と要因3、4、5の内容で意図が違うと見れます。

要因1、要因2
これらはテレ東側が表向きに祓除行いたい理由そのままだと思います。
特に裏もなく、恐ろしい呪物が倉庫にあるのを嫌ったという話の裏付けかと。

要因3、要因4、要因5
これらはテレ東の裏の目的を暗示している要因だと見えます。
要因4では何らかの放送を行い、無理やりチャンネルを合わせることにより段階を上げることへの忠告を行っているように見えます。
突然段階を上げることは危険でありリスクが有ると記載がありますが、そのリスクの結果が要因3に当たるのではないでしょうか。

以前よりテレ東はテレビ放送により無理やりチャンネルを合わせ段階をあげようする人物が内部に存在し、実際に何度か行われたのではないかと思われます。
その結果、要因3の人物のように意図せず見えてはいけないものが見える人間が現れ混乱が起きてしまった。
その様子をみた、要因4の手紙を送った人物がテレ東に忠告を行い、その忠告に従ったテレ東が本イベントにて徐々に段階を上げること行ったのではないかと思われます。
要因5で登場したアンテナは今回のイベントのステージ上にも配置されています。要因5の映像がお蔵入りとなった理由は、アンテナがテレ東による段階を上げる装置だったため当時はお蔵入りになったのではないでしょうか。
ただし、今回祓除を行うに当たって隠す必要がなくなったため公開したのではないかと考えます。

事前番組(コピー)

事前番組にてチャンネルがあったことにより一部音声が聞こえるようになったのではないでしょうか。(視聴できていないため完全に妄想です)

まとめ

今回のイベントはテレ東側の人類の"段階"を上げる壮大な計画の最初の一歩だったのかもしれません。(もちろんフィクションですよ)

寝ます。おやすみなさい。

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