見出し画像

【6/30まで】1期生募集! 7/11開講「宇都宮徹壱ブックライター塾(#徹壱塾)」で何が学べるか?

 写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱です。これまで27年の活動の間に、ノンフィクションを中心に14冊の書籍を上梓してきました(参照)。

 そこで培ってきたノウハウとメソッドを体系化して、このたび「宇都宮徹壱ブックライター塾(#徹壱塾)」を開講します。

 世の中に「ライター講座」は、数多くありますが、その多くはウェブライター向け。しかも副業的なものが大半で、ノウハウもSEO対策がメインです。

 当塾は「自ら取材して執筆する」ことで「書籍デビューを目指す」方に特化した講座となっております。

 また当塾は、オンラインではなく「対面での指導」にこだわります。

 ネットにアップした動画を各自が視聴するのではなく、塾生ひとりひとりにしっかりと向き合いたい。そのため、都内での少人数での講座としました。 

これまでサッカーにこだわってノンフィクションを中心に14冊の作品を世に送り出してきました。

 周知のとおり出版業界は、ずっと縮小傾向が続いています。

 実績のないライターが書籍を出すためのハードルは、私がデビューした時代よりもはるかに上がっているのが実情。運良く書籍を出せたとしても、印税がガッポガッポ入るわけでもありません。正直、コスパはかなり悪いです。

 ならば、ブックライターになるメリットとは何か? 私の経験に基づいて断言できるのは、以下の4点です。

1)ライターとしてのステイタスが上がる。
2)作品を通してファンを獲得できる。
3)自分の仕事が読者の記憶に残る。
4)ライターとして息の長い活動ができる。

 ネットで記事やコラムを書き続けていれば、一定の収入を得ることはできます。けれども、その記事やコラムの賞味期限は、せいぜい24時間。すぐに新しい記事に埋もれてしまい、やがて忘れ去られていきます。

 ライターをサッカー選手に喩えるなら、ネットや雑誌での寄稿は「リーグ戦」。それに対して、書籍を出すことは「代表戦」に相当すると言えるでしょう。

 書籍を出せば、間違いなく書き手としてのステイタスは上がるし、ファンを獲得できるし、読者の記憶にも残るし、息の長い活動も可能になります。

 そこに価値を見出だせるのであれば、まずは「3年後の書籍デビュー」を目標に、当塾を受講してみてはいかがでしょうか?

某大手書店で平積みになっていた新著『異端のチェアマン』。

 3年後に書籍を出せるかどうかは、あなたの努力と才能と運次第。私自身、数々の運に恵まれて今があります。当塾では、あなたの努力と才能と運を最大限に引き出すべく、これまで培ってきたノウハウをメソッドにしてお伝えしていきます。

 1期生を迎えての最初の講義は、7月11日(木)18時30分。これまで4冊の書籍を執筆してきた、東京・西荻窪のコワーキングスペース「factoria」でお待ちしています。

塾長:宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)

プロフィール:
近著『異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実』(集英社インターナショナル)。
1966年生まれ。東京出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、1997年に「写真家宣言」。以後、国内外で「文化としてのフットボール」を追い続け、積極的な取材活動を展開中。
2016年より個人メディア「宇都宮徹壱ウェブマガジン」をスタート。
著書多数。2010年に『フットボールの犬 欧羅巴1999‐2009』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。2017年に『サッカーおくのほそ道Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』(カンゼン)でサッカー本大賞受賞。

■どんな方に向けた講座か?

・ライター志望でネットメディアだけでなく、書籍でも通用する実力をつけたい方。
・ライターとしてのキャリアと実績はあるものの、書籍デビューの機会に恵まれなかった方。
・ライターではないけれど、noteなどで書き溜めている文章を一冊の本にまとめたいと考えている方。

※ノンフィクション作品でのブックライターデビューを目指している方であれば、年齢、性別、キャリアは問いません。また、塾長の作品はサッカーがメインですが、幅広いテーマを持った塾生の参加を歓迎します。
※すでに著書がある方はご遠慮ください。

■どんな学びが得られるか?

・書籍づくりのプロセスを体系的に学べます(企画の通し方、台割とスケジュールの作り方、インタビューと撮影、執筆、ゲラチェック、プロモーションなど)。
・受講者同士の交流に加え、塾長を通じてのネットワークが得られます。
・ライター歴27年の塾長の経験に基づき、息の長い書き手になるためのノウハウを伝授します。
・現役編集者から出版業界の生の声を知ることができます。

■どんな特徴があるのか?

・毎月11日(8月のみ9日)、2時間30分のリアル開催。
・定員11人の少人数体制。
・6カ月で11のメソッドを伝授(+現役編集者を招いての特別講座)。
・毎回、ライティングの課題を設定して翌月に講評(講義前の30分)。

■どんな効果が期待できるか?

・出版業界の現状や傾向を知り、ご自身の強みや可能性を認識することで「3年後の書籍デビュー」に向けた具体的な戦略が立てられます。
・さまざまな志向や背景を持つライターと知り合うことで、書き手としての世界観が広がります。
・明確にブックライターを目指すことで、息の長い活動が期待できます。
・塾長の現在進行系の仕事やネットワークを通じて、よりブックライターへの道が現実的に感じられるようになります。

※当塾では、合計15時間でのリアルによる講義を通して、塾生の持つ可能性を最大限に引き出していきたいと思います。

『蹴日本紀行』のゲラと『異端のチェアマン』の出力原稿。細かい書き込みに注目!

■6カ月で学ぶ11のメソッド

●7月11日(木)
メソッド①:過去作品から考える「息の長い書き手」の条件
メソッド②:赤裸々に語る出版業界とライターを巡る現状
●8月9日(金)
メソッド③:作品テーマの組み立て方
メソッド④:出版社を納得させる企画書の書き方
●9月11日(水)
メソッド⑤:入稿まで手放せない台割の作り方
メソッド⑥:失敗しないための制作スケジュール
●10月11日(金)
メソッド⑦:インタビューの技術(取材依頼と準備)
メソッド⑧:インタビューの技術(質問力と写真撮影)
●11月11日(月)
メソッド⑨:いい執筆を続けるための環境づくり
メソッド⑩:作品に磨きをかけるゲラチェック
●12月11日(水)
メソッド⑪:版元任せにしない書籍のプロモーション
特別講座:現役編集者と考える「生き残る書き手の条件」

JR西荻窪駅より徒歩1分、会場の「factoria」。塾長の普段の仕事場でもあります。

■第1期「#徹壱塾」概要

・受講料:110,000円(税込み)
・定員:11名(申し込み順。定員に達した場合、6カ月後に開催する2期生のエントリーとなります)
・開催日:毎月11日(18:30〜21:00)※8月のみ9日に開催
・会場:「factoria」東京都杉並区西荻北2-3-9コメットビル6F

 受講ご希望の方は、標記を「徹壱塾」として、以下の要項を記入したメールをお送りください(2024年6月30日締め切り)。

・お名前
・ご職業
・連絡先(メール・携帯電話)
・ライターとしてのキャリアの有無(ある方は年数も)
・志向するノンフィクションのジャンル
・当塾で学びたいこと、期待することなど

メールの送り先▶infotetewm@targma.jp

 受講までのご案内を返信させていただきます。
 なお募集期間は6月30日としますが、定員に達した時点で1期生の締め切りとさせていただきます。
【6/21付記】
 もう少し情報を吟味して受講の判断をしたい方は、その旨メールにてお知らせください。オンラインによる30分ほどの面談を実施させていただきます(面談後に受講しない判断をしていただいても問題ございません)。

FAQ(よくあるご質問)
Q:文章の書き方も学べるのでしょうか?
A:基本的に「すでに書いている人」が対象です。ただし、執筆に関する課題を毎回出して、翌月に講評を実施します。添削が上達の早道です。
Q:あまりサッカーに興味がなくても受講できますか?
A:もちろんです! そもそも当塾は「サッカーライター養成講座」ではありません。私自身、サッカーをテーマにしたノンフィクションを書き続けてきましたが、15冊目の書籍はサッカー以外のテーマで執筆しております。
Q:塾長より年上の年金受給者でも参加できますか?
A:学ぶ意欲がある方であれば、おいくつでも大歓迎です!
Q:仕事で18時30分に間に合わない場合、途中参加でも大丈夫でしょうか?
A:大丈夫です。18時30分からは課題の講評で、メソッドの講義は19時からスタートします。
Q:どうしても参加できない日がある場合、補講はあるのでしょうか?
A:補講はありませんが、講義の内容を記録した動画を共有します。
Q:受講料のクレジットカード払いは可能ですか?
A:今のところ振込のみの対応となっております。
Q:2期生エントリー候補生となった場合、キャンセルは可能でしょうか?
A:2期生募集開始のタイミングで、あらためて意思確認をさせていただきますので、その時点でのキャンセルは可能です。

<この稿、了>



よろしければ、サポートをよろしくお願いします。いただいたサポートは、今後の取材に活用させていただきます。