退職して
先月末で退職した。定年まで10年残して、早期退職。
今、次の収入は何も決まっていない。
それでも、何の悔いもない。辞めて良かったと本当に思う。
とにかくストレスが大きかったんだなあと、改めて実感する。
週末も平日も関係なく、毎日のように、次の仕事のために準備しているけれど、疲れるとか焦るとかはない。
それよりも夜眠る前に感じていた翌日への不安がなくなり、朝起きたときの出勤に対する憂鬱さもなくなり、確約されてない未来への希望の方が、圧倒的に幸せだ。
何年も続いていた下痢が治まり、何年も続いていた嫌な夢を見なくなり、毎日2錠飲んでいたアレルギーの薬が1週間で1錠になり、顔のひきつりも無くなった。
2ヶ月ぶりに会った親父から、健康的な表情に戻ったよって言われた。
これだけでも、辞めて良かったと思う。
何も大企業に勤め、毎日長時間書けて通勤するのは、当たり前じゃない。
どんな時間を使うか?こそが、人生だ。
楽しく使うも、苦しんで使うも、
苦しいけどたくさんお金を得るのも、
お金は多少減っても楽しく過ごすのも、
自分がどちらを選ぶかで決まる。
多少お金は減るかと思っていたけれど、失業保険を貰い始める前に、年収が元に戻りそうで、笑うしかないなあって、思い始めている。
前向きに生きれば、素敵なことが起きる。
もしも今が苦しいなら、それから逃げるのではなく、離れてもいいと思う。逃げるのか?と自分を責める必要はない。
苦しんでる時間も、人生の一部だと思えば、さっさと苦しくない時間を過ごせるように、生き方を変えるのは、当然の権利だと思えるようになった。
自分の人生は自分の物だ。
こんな生き方したくなかったって思ったとき、それが誰かに勧められた人生だったとしても、誰もその責任は取ってくれない。
どんな人生も、結局は自分が下した判断の積み重ねなんだ。
好きなように生きる方がいい。くだらない見栄を張る必要はない。
今、幸せな気持ちで、そう思える。
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