棒読みセンター
アーーーー、イクゥーーーーーーーー! ギモジィィェエエエエエエエエエエエエ!
オフォオオオオオオオオオオ!
「はい、これが過去、大人なビデオって言われている大人だけがみれるビデオですねー」
「せんせーーー、僕も子供なのに見れちゃってますぅ」
ピシっとした息子を抑え、元気よく質問するクソガキ。
ガキが! なにAV工場に社会見学来てんだよ!
カップラーメンとかマヨネーズ作ってるとこいけよ、ガキが!
それに先生じゃねぇよ!
「それはねー、君たちは、お・と・な、ってことなのよぉ」
「はい!!」
押さえていたシンボルを解放して、敬礼をするガキ。
、、、、、、ガキじゃねぇじゃねぇか、、、
「せんせーのおっぱい! 吸ってみたいです!」
「先生、実は男なの、、、」
「えーーーーーー! サトシくんやケンジ君と一緒ってことぉ!?」
「誰かわかんないけど。うん、そう」
「まじでーーーーー! ケンジクーーーン! おっぱい吸わせてぇええええ!!」
ガキがどこかに行っちまったようだ。それに、本当はここは工場なんかじゃないのよ。ケンジ君やサトシくんには言えないけどね、君が質問してくれたら答えるつもりでいたのよ。
ここは、既に地球ではない、どこか遠い星。私とあなただけしか生き残れなかった世界線。パラレルワールドの一つ。そして残されたのは一本のAVビデオ。
つい発情してしまったわ。
でもまだ君は子供。教えてあげれない。アレも、コレも。
大人になって、また私に会いに来て。
半径40メートルしかないけど、、、。
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