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Vtuberとして伸びるとは ~noteを書き始めるきっかけ~

私ってVtuberじゃなくね?
 ……そう思ってしまったのがすべての始まりです。

目次
 1.超速自己紹介
 2.Vtuberとは
 3.”Vtuber”として伸びる
 4.私が悪いんです
 5.つまりこれからは……?

1.超速自己紹介

どうも、こんにちは化学解説系Vtuberの才媛テス子です。
Youtubeで化学の解説動画を上げています。

なんやかんやで動画がバズりまして、登録者数1万人という、個人としては一角のVtuberになっている(なってしまった)。そんな感じのVtuberです。

化学解説系とは名乗っておりますが、大のVtuberファンで、他の話、特にVtuber関連の話もいっぱいします。というかこの記事に化学の話は出てきません。

そんな私がnoteを始めようと思ったきっかけと、私の普段考えていることとを垂れ流していきます。

2.Vtuberとは

さてVtuberとは一体何者でしょう?
簡単に言ってしまえば、”バーチャルユーチューバー”の略称であり、バーチャル(=仮想)の肉体を持ったユーチューバーです。
つまり、リアルの肉体を使わず、Youtubeに動画を投稿すればだれでもVtuberです。極論をいえば、アニメとかをYoutubeにアップすれば、声優さんはVtuberですし、ゆっくり実況者はVtuberです。
まあそんなわけないのですが。

Vtuberファンのみなさんも、「それは違うだろ」と思うでしょう。
さて、感覚的に違うなと思ったら、その感覚の発生源を調べていきましょう。

Vtuberを語るうえで欠かせないのが、流行の原因を作った「四天王」と、界隈を成長させた、いわゆる「箱」の二つですね。

「四天王」とはVtuberが流行り始めた17年末に話題になった、キズナアイさん、電脳少女シロさん、ミライアカリさん、輝夜月さん、ねこますさんの5人。彼女らが話題になり追随して色んなVtuberがデビューしました。
この四天王時代は動画が中心で、チャンネル主が「○○をしてみた」や「〇〇について話してみた」など、あくまで主語がチャンネル主の動画だったんですよね。

一方で「箱」とは、にじさんじ、ホロライブなど企業勢のことですね。企業勢がすべてそうだとは言いませんが、企業勢は「てぇてぇ」というお互いの関係性や、やりとりが尊い、見ていて楽しいということを売りにしています。

まあここらへんはもっと語りたいんですが、主旨がズレるので結論だけ述べます。

Vtuberってね、やっぱりキャラクターが大事なんですよ。

その人(キャラクター)が好きだから動画を見る。配信を見る。その人が何かに挑戦して楽しんでいる姿を見たい。その人が他の人とじゃれあっている姿を見たい。これがVtuberの始まりで、主流だと思います。

3.”Vtuber”として伸びる

さて、ではVtuberとして伸びるとはどういうことでしょう。
チャンネル登録者が爆発的に増えたら?Twitterのフォロワーが増えたら?超大手とコラボしたら?
それは伸びているかどうかの間接的指標であって、直接的ではないかと思っています。

では配信の同接が増えたら?動画の再生数が増えたら?
こちらは確かに伸びている指標になっていると思いますが、”Vtuberとして”伸びていなくても、増えていきます。

はい。さっさと結論を言います。
その人、つまりその”キャラクター”のファンが増えたらVtuberとして伸びていると言えるのだと私は考えています。というか考えるようになりました。

例えば、私の化学解説動画のように「為になる」系の動画を上げている人がいるとします。その人は人気が出始めており、動画の平均再生回数が1万回を超えているとします。確かにこの人は伸びている状態でしょう。

しかしこの人が雑談配信を行ってみたところ、同接が10人もいなかったら?それは伸びているとは言えなくないですか?

普段の「為になる」動画は再生されるのに、「雑談」配信は再生されない。
つまり「為になる」要素だけ求められていて、その人の「雑談」には需要がない。こうなってしまうと、キャラは伸びておらず、為になる要素だけが伸びている状態ですね。
これは”Vtuber”としては伸びていないと考えていいでしょう。

実際に私のチャンネル登録者は現在1万弱の方がいらっしゃいますが、普段の雑談配信に来てくださるのは20人前後。これはVtuberとしては伸びておらず、化学解説者として伸びてしまったというわけです。

私のような為になる系動画だけでなく、VsingerやVクリエイター、企画系Vtuberなどの方にも、同じような状況の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
共通点としては、その人が仕上げる作品に”キャラクターが絶対に必要”というわけではないことがあげられます。

私の投稿している動画は、「才媛テス子」を左側に映し、右側のホワイトボードを使って解説をするという形式です。でもこれって「才媛テス子」を映す必要ってないんですよね。
他の方法として、ゆっくり実況やボイスロイド実況、もしくはキャラを映さずホワイトボードのみ映して声を吹き込む形式、さらには声を入れずに字幕だけで解説などがあります。よってあくまで化学解説を目的とするなら”Vtuberの才媛テス子”は不必要な存在なのです。

その結果として”化学解説”だけが必要とされ、”才媛テス子”は絶対に必要というわけではない存在になってしまったのです。

4.私が悪いんです

これは決して視聴者の方を責める意図はありません。私の営業手法が間違っていたという話なのです。

私の現在の活動は、主に①化学解説動画と、②化学雑談配信です。両方とも化学に特化していますね。これらから得られる情報は、化学の知識のみ。では、肝心の才媛テス子の情報は……?
そう。私に関する情報が全く得られないんですよ。
これでは、才媛テス子を好きにも嫌いにもなれません。
何かを好きになるためには、それに関する情報が必要不可欠なのです。


例えば、あなたは「フランセジーニャ」は好きですか?

ほとんどの人が、なんだそれ?となったのではないでしょうか。現在のフランセジーニャに関する情報はほぼ0です。こんな状況では好きとも嫌いとも言えないって感じでしょう。

ではフランセジーニャに関する情報を述べます。

フランセジーニャはポルトガルのB級グルメで、「フランス人の女の子」という意味です。牛肉のステーキ、数種類のソーセージ、ハムなどをトーストで挟んだものにたっぷりのチーズをのせて、トマトとビールを煮込んだソースを豪快にかける。その周りに、これでもかというくらいにフライドポテトを盛り付けて完成。

はい。レシピを聞いただけで美味しそうですね。ついでに画像検索すると飯テロ画像がいっぱい出てきますよ。

……フランセジーニャの話がしたいわけではないので本題に戻りましょう。
さて、フランセジーニャに関する情報を持っていなかった方も、上の数行の文を見ただけで好きになってしまったのではないでしょうか。
このように人がモノを好きか嫌いか判断するためには情報が必要なのです。

一方で私はといえば、化学解説系Vtuberとして化学の話をしなければ!という強迫観念もあり、化学の話をメインに扱っていました。そのせいで私というVtuberの情報がおろそかになっていました。

みなさん私のことどれだけご存知ですか?
私がどういうことに興味があって、どういうことを考えていて、何が好きで何が嫌いか。そういうことを全く知らないんじゃないでしょうか?
いえ私がそれを全く出してこなかったわけなんですが。

5.つまりこれからは……?

長々と話してしまいましたが、要するに、

1.Vtuberとして伸びるにはキャラクターへのファンが必要
2.私には才媛テス子へのファンが少ない……?
3.それは私が自分の情報を出していなかったから
4.これからは自分の考えていることを出していこう!

というわけです。
これからは私へのファンを増やすために、自分の考えていることを出していく。その方法としてこのnoteを活用していこうかなと思った次第です。
Twitterでツイートの頻度を増やそうかなとも思ったんですが、Twitterは長文投稿には向かないのでね、noteという長文を堂々と書けるサイトにしました。

初回だからサクっと読みやすい短めの記事にしようと思ったのに、既に3400字もいっているように、私は書き物をすると文章が長くなりやすいのでね。Twitterだと文字制限が色々と厳しいのですよ。

まあ小難しいことも書くかとは思いますが、のんびり読んでくれると幸いです。

さてこの記事で私を初めて知ったという方は、TwitterやYoutubeチャンネルもよろしくお願いしますね。


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