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ふるさと納税にNFT!?話題のふるさとCNPについて調べてみた

一時期、節税になることに加え豪華な地方の商品が送られてくるという事で流行したふるさと納税。現代のふるさと納税ではNFTを配布するという動きもあるようです。そんな自治体とNFTを掛け合わせたプロジェクトとはいったいどのようなものなのか。これから自治体×NFTという動きは広がりそうなのかについても考察してきましたので、皆さんに共有したいと思います。


まず、今回の取り組みでNFTを活用した自治体は北海道余市町です。余市町は北海道の西部、積丹半島の東の付け根に位置し、ニッカウイスキー蒸溜所がある町として有名。札幌から約1時間、そして小樽からは約30分という立地でニシンの漁で栄えた町。えび、うに、かれい漁や北限の鮎の生息地で、また、北海道随一を誇るりんご、梨、ぶどうの生産地としても知られています。北海道内でも比較的温暖な気候のまち、ゆるやかな丘に連なる畑には、みずみずしい果実や野菜がたわわに実り、眼前に広がる日本海は、豊富な海産物に恵まれた北海道屈指の漁場、さらに、50軒以上のヴィンヤードが集積する日本有数のワイン用ぶどうの産地で、近年は数々のワイナリーもオープンし、ワインの産地として注目を集めています。

そんなのどかで名産品も申し分ないほどある北海道の街とコラボした企業は、『NFTによる地方創生』を推進する株式会社あるやうむと国内最大級のNFTプロジェクトCryptoNinja Partnersです。



余市町で彼らがコラボをし、どのようなプロジェクトを立ち上げたのか。それは余市町のふるさと納税の返礼品として、「余市町ふるさとCNP2022」を提供するというものです。222種類の一点ものNFTを寄付金額3万円/1種類で用意し、あるやうむ独自のポータルサイト「ふるさと納税NFT β版」上で提供します。暗号資産を必要としない日本円での寄付によりNFTおよびCNPをカジュアルに体験しつつ、余市町の魅力を満喫できる仕掛けを施しています。

「ふるさとCNP」とは国内トップのホルダー数を誇るCNPと、「ふるさと納税×NFT」のパイオニアである「あるやうむ」が共同で開発するNFT返礼品です。「あるやうむ」は、「ふるさと納税×NFT」のサービスを提供することで、応援され続ける地域づくりを支援。「NFT返礼品」に特化したポータルサイト「ふるさと納税NFT」の開発も行っています。特徴として、コラボした自治体が早期にNFTを展開できることに加え、コラボした自治体の特徴や名産品などをNFTに落とし込み、管理までを一貫で行えるプロジェクトということだそうです。地域の魅力をNFT化することでより多くの方にふるさと納税を活用してもらいたいという自治体の方は是非、コラボを検討してみてはいかがでしょうか。

現在は先行者利益という事も相まって、相場以上の評価を受けているようにも感じなくはないですが、他の返礼品に加えてNFTという選択肢によってより多くの方にふるさと納税を行ってもらう一助になるのではないでしょうか。 

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