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オシャレはめんどくさい

ぼくはどうやらめっちゃめんどくさがりです。
掃除とか片付けとかも面倒?というか
お客さんが来るとか、ひっ迫性がないとどんどん散らかしてカオスにしちゃいます。

机の上とかも、色鉛筆や大量のコピー用紙、デジタルデバイス、なんかの書類、読みかけの本、カフェラテ、かっぱえびせんとかで溢れかえっていて、あまり人にお見せしたくなるような状態じゃないです。
でも自分はそれでいいんですけどね。
もかしたら効率下がってるかもしれないし、毎回机の上はゼロリセットしたほうがいいのかもしれませんけど。
でも好きなものが目の前に散らばってんのってちょっと楽しいんですよね。

ぼくの空間は、家というより巣に近いかもしれませんね。

めんどくさいってのは、片付けのみならず身だしなみにまで及びます。
否、髪切ったり鼻毛抜いたりは定期的にやるのでそこまでボーボーにはならないですけど。
身だしなみというよりオシャレですね。

オシャレ超めんどくせーです。

ぼく、高校卒業までおそらく最も色気に縁がない男子の1人だったんですよ。

くたびれた男爵じゃがいもって感じでした。

大学入ってから徐々に自分がヤバいということを自覚するようになり、3年ぐらいから普通のオシャレするようになりました(激遅)。

それからというもの…
パーマ当ててみたり、イヤーカフしてみたり、ワックスで色々セットしようとしてみたり、ポニーテールにしてみたり、色々やりました。

あれ?いうほどやってませんね。
髪型コロコロ変えただけで、せいぜい耳飾り付けてみたぐらいです。

それらも全部めんどくさくなってやめました。

ピアスとか開けたり、タトゥー掘ったらもっと手軽にアーチストっぽい雰囲気醸し出せるかもしれませんけど、まずぼく痛いの嫌なんですよね。
この時点でムリじゃないですか。
耳たぶに針ぶっ刺してまで飾り付けたくないです。
血が苦手なんでしょうね。
今書いてるだけで気分悪くなってきました…。

なんか、世にいるアーティストたちは、
否、一般の方々でも
色とりどりの髪にしたり、ピアスやネイルなんかもめっちゃ凝ってて、ハイセンスな服着て、
なんかすごいなぁって思います。

皮肉で書いてるんじゃないです。
なんというか、オシャレをそんなめんどくさがらず継続できていてすごいよなって。

ぼく無理ですわ。

毎日毎日髪の毛セットしたり
定期的に染め直したり
ピアス付けたり外したり
服の組み合わせ考えたり…

めんどくさすぎて気が遠くなってきました。

服のコーデ考えんのも、イヤーカフさえもめんどくさくて継続できず。
黒ずくめの男はその成れの果てです。
夏は黒の半袖。
冬は黒のパーカー+黒のジャンパー。
ズボンはどうせ黒か灰色。
髪型は年中コボちゃんリヴァイ兵長カット。

2021_夏
撮影:Kenya Matsusaki


この極力維持コストを抑えたスタイルでようやく継続できました。
ここまで削ぎ落せばめんどくさくなく、かつ自分らしさを表現できる気がします。
否、『めんどくさがり』な自分がとことんまでにじみ出たスタイルが、結局ぼくらしさなのかもしれません。

最近は、めんどくさがり=ものぐさな自分を徐々に受け入れています。
前からめんどくさがりって知ってたけど、ある意味向き合ってなかったんですよね。
「めんどくさがる」って、「悪いこと」みたいなイメージがあったからです。
なんか怠惰な感じがするから。
みなさんもよくご存じの通り、怠惰とは大罪らしいですからね。

だから、色んなことをめんどくさがらず、愚直に、地道に、しかも面と向き合ってこなしていくことが真面目なんだと考えていました。
そして自分はそうしないとダメだと。
勉強でもダイエットでも、小さなことの積み重ねをめんどくさがってやらない奴は怠惰だ。そんな人間に素晴らしいものを得る資格はない、と断罪していました。自分はそんなのとは違う、と。

でも根っこはめんどくさがりなんで、内側でいろいろ反発してバグって発狂しだすワケです。

めんどくさいものは続かないです。

意志の力で誤魔化しても限界が来ます。継続できません。

でも、素晴らしいゴールの達成を目指すのならば、継続は当たり前ですよね。ではどうしていきましょう。

今回はぼくがものぐさな人間だってことと、アーティスティックなオシャレと袂を分かったというお話でしたが、また次回、めんどくささと継続にどう折り合いをつけるかについて、考えていけたらと思います。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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